限定公開( 5 )
関東甲信地方は、季節が急に前進。向こう1週間は気温がグンと上がり、内陸を中心に25℃以上の夏日も。28日は所々で雨。これを境に空気が入れ替わり、一時的に寒さが戻る。
●1週目 暖かい空気が優勢 24日と28日は所々で雨
低気圧と高気圧が日本付近を交互に通過します。
この期間、関東甲信では晴れる日が多くなりますが、雨の降るタイミングが2回あります。
24日(月)は、前線の影響で雲が次第に厚みを増して、午後は内陸を中心に所々で弱い雨が降りそうです。
28日(金)は、低気圧が近づいてくるでしょう。早い所では朝から雨が降り出します。午後は雨の範囲が次第に広がるでしょう。現時点で傘マークのない所でも雨の可能性があります。
最高気温は平年より高いでしょう。晴れる日の昼間は広く20℃を超える予想。前橋や甲府など内陸を中心に25℃以上の夏日になって、半袖で過ごせるくらいの所もあるでしょう。ただ、朝晩は冷えて、内陸では連日のように10℃を下回る見込みです。
●2週目 29日は冬の寒さ 日ごとに気温上昇
29日(土)は、低気圧や前線の影響を受ける見込みです。雨が降ったりやんだりで、山沿いは雪がまじるでしょう。気温は朝からほぼ横ばいか、ジワジワ下がり続ける所もありそうです。日中も10℃くらいで、冬の寒さが戻るでしょう。さらに、沿岸部を中心に冷たい北よりの風が強めに吹きます。
30日(日)は日差しが戻りますが、昼間も空気がヒンヤリと感じられそうです。
31日(月)以降は、寒さが和らぐでしょう。最高気温は平年並みかやや高く、再び春本番の陽気となりそうです。その分、朝晩と日中の寒暖の差が大きくなるでしょう。
|
|
●気温と服装の目安
朝晩と昼間の気温差に加えて、日ごとの気温の変動も大きく、体に負担がかかりやすい時期。服装選びに注意が必要です。
上の図は、気温と服装の目安を大まかに示したもの。20℃くらいで長袖のシャツ一枚、15℃前後ではカーディガンやセーターが活躍し、10℃くらいまで下がるとトレンチコートなどが必要になるとされています。
日差しの有無や、風の吹き方などによって多少変わってきますし、人による体感の差もありますが、お出かけの際の参考になさってください。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 一般財団法人日本気象協会 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。