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西日本鉄道のバス運転手が1月、福岡市中央区でバスに乗ろうとした60代男性の手を乗降ドアに挟んだまま発進し、転倒した男性が両足骨折の重傷を負った事故で、西鉄の林田浩一社長は21日の定例記者会見で「おけがをされたお客様に心よりおわびする」と謝罪した。
西鉄によると、男性の親族の要望などを踏まえて公表しなかったが、林田社長は「事故後に速やかに公表すべきだったと深く反省している。私の判断の誤りだった」と謝罪した。
西鉄は事故などを踏まえ、扉を閉める時や発車時に車内外の安全確認を徹底する他、乗降ドア付近の安全確認用のモニターを順次整備し、車内に無線機も備え付ける。【下原知広】
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