25日午前5時15分ごろ、北海道士別市大通西14の木造2階建て住宅で「火が付いた」と住人の40代女性から消防に通報があった。火は約2時間後に消し止められたが、1階寝室のベッドの上で1人の遺体が見つかり、2人が病院に搬送された。
道警によると、この家は80代の父親と70代の母親、50代の息子、40代の娘の4人暮らしで、出火時は全員が家にいた。母親と娘は会話ができる状態で病院に搬送され、父親と連絡が取れていないという。息子は逃げて無事だった。
消防によると、玄関付近で灯油の容器が見つかったという。道警は、死亡したのは父親とみて身元の確認を進めるとともに、現場の状況から何者かが火を付けた可能性も視野に出火原因を調べる。【後藤佳怜】
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