少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘! 今回紹介する動画は、2024年12月に投稿された、閉店して廃墟になったマクドナルドの光景を捉えたものです。
話題の動画を投稿したのは、フォトグラファーのChris Luckhardt(@chrisluckhardt)さん。こちらのアカウントでは、廃墟を巡ったり、動かなくなり放置された飛行機を紹介したりしています。
動画冒頭映し出されたのは、生い茂った雑草の中にぽつんと立つ大きな看板。テロップには「1994年に閉店したマクドナルド」とあり、ここはかつてアメリカ合衆国のアラスカ州、アダック島でマクドナルドが営業していた跡地だそうです。
看板に近づいてみると、当時のメニューがそのまま残されており、時が止まったような光景に引き込まれます。中央には注文用のスピーカーも設置されていて、どうやらドライブスルーで利用されていたようです。看板に描かれたおもちゃのイラストは今となってはレトロに見えますが、当時はきっと子どもたちの目を輝かせた最新のおもちゃだったのでしょう。
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価格にも時代を感じさせるものがあり、ハンバーガーは0.9ドル(日本円で約130円)、ビッグマックは2.45ドル(日本円で約354円)と表記されています。現在のアメリカ合衆国では、エリアや時期によって価格が異なりますが、ビッグマックはこの倍程度の料金になっているとのこと。
そして看板の奥には、地平線まで見渡せる広々とした土地にポツンと建つ元マクドナルドだった建物が。時代に取り残されたようで、どこか懐かしさやロマンを感じさせる、不思議な風景でした。
投稿は、記事執筆時点で1855万回以上再生され、22万1000件を超える“いいね”を集めています。
この投稿に対し、コメント欄では「90年代が懐かしい」「このころに戻して」「とてもクール」「同じ価格だったらよかったのに」「落書きもなく崩れていないのには驚きました」「子どものころを思い出したよ」「ドライブスルーのメニューが思い出を呼び起こしてくれた」などの声が寄せられています。
Chris Luckhardtさんは、Instagramのほか、TikTok(@chrisluckhardt)やYouTube(@chrisluckhardt)でも活動中。廃墟巡りや役目を終えた飛行機などを発信しています。
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