“タランティーノ監督作品の常連俳優”が死去、アルコール依存症の影響に苦しんでいた

0

2025年07月05日 03:15  ナリナリドットコム

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ナリナリドットコム

写真
クエンティン・タランティーノ監督作品の常連俳優として知られる、米俳優マイケル・マドセンが67歳で死去した。7月4日、カリフォルニア州マリブの自宅で意識不明の状態で発見され、死因は「心停止」とされている。

マイケルの代理人によると、彼は過去2年間、インディペンデント映画界で活発に活動しており、3本の出演作の公開を控えていたほか、自身の著作の出版準備も進めていたという。

マイケルは、1992年の「レザボア・ドッグス」、2004年の「キル・ビル Vol.2」、2015年の「ヘイトフル・エイト」、そして2019年の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」など、クエンティン・タランティーノ監督の作品で最もよく知られている。

マイケルの弁護士で、20年以上にわたって代理人を務めてきたペリー・ワンダー氏は、マイケルが「禁酒の維持に苦労していた」と明かしている。英紙デイリー・メールの取材に対し、「2日前にも彼と話しました。体調が良くないことは分かっていました」と語り、「彼はアルコール依存症の影響に苦しんでいました。何度もリハビリ施設を出入りしており、禁酒の維持に苦労していたのです。自身の人生にも満足していなかったようです」と続けた。

またワンダー氏は、マイケルが2度の結婚歴を持ち、現在は別居中の妻と養育費や財産分与をめぐって法的な争いを抱えていたことも明かした。その影響で、パスポートが「悪意をもって取り消され」、海外渡航や国外での仕事が困難になっていたという。

さらに、マイケルは2022年に、息子ハドソンさん(当時26歳)を自死で亡くすという大きな悲劇にも直面していた。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250796393.html



    ニュース設定