限定公開( 1 )
フジテレビは6日、元タレント中居正広氏と元女性社員をめぐる一連のトラブルについて、検証特番「検証 フジテレビ問題 〜反省と再生・改革〜」を放送した。番組冒頭、清水賢治社長(64)が2分間にわたって謝罪。被害女性や視聴者、スポンサーなど各方面に向けて信頼失墜をわび、2度頭を下げた。
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約40年間にわたって同局の中枢にいた日枝久元取締役相談役(87)は、同番組からの3回にわたる取材オファーに応じず、出演しなかった。同氏の側近だった元副会長の遠藤龍之介氏(69)は、1月27日の同局会見前日に日枝氏に辞任するよう説得していたと告白。遠藤氏が「あなたが辞めていただかないと、収束しないんじゃないかということを思っていて」と切り出すと、日枝氏は辞めない意思を示したという。さらに「お前は戦わないで辞めるのか、みたいなことを言われました」と振り返った。日枝氏と他役員との権力格差、日枝氏の決める人事には違和感があったことも取り上げられ、同氏が人事権を持ち続けたことがガバナンス機能がしない一因になったと指摘もされた。
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