石破茂首相(写真左)とベセント米財務長官(EPA時事) 石破茂首相は、大阪・関西万博の関連イベント参加のため今週訪日するベセント米財務長官と会談する方向で調整に入った。トランプ政権の関税措置を巡る日米交渉の責任者を務める同氏と直接対面し、合意に向けた糸口を探りたい考えだ。日本政府関係者が15日、明らかにした。
ベセント氏は、万博で19日に催される米国の「ナショナルデー」に出席を予定している。首相との会談は東京で行われる見通し。
米側は、日本からの輸入品に8月1日から25%の関税を課すと通告。これを交渉期限と位置付ける中、首相は協議継続を関係閣僚に指示している。