
今回の雨の特徴は、長時間にわたり大雨の降りやすい状況が続くことです。関東甲信や東海地方はあさってにかけても警報級の大雨のおそれがあります。
【CGで見る】きょう(15日)・あす(16日)の全国の雨・雲予想シミュレーション
東海地方ではこれまでにすでに平年の1か月分の雨が降っていますが、さらに雨量が増えそうです。今年一番の大雨となり、これまでの大雨で地盤が緩んでいますので、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒してください。
日本の東にある太平洋高気圧をまわる湿った空気と、日本の北にある寒冷低気圧に吹き込む湿った空気が合流する関東から東海にかけて、水蒸気の通る道ができるため、同じような場所で大雨の降りやすい状況が続くでしょう。
◆予想雨量(あす夕方まで・多いところ)
関東甲信:120ミリ
東海 :150ミリ
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◆予想雨量(あす夕方からあさって夕方まで・多いところ)
関東甲信:120ミリ
東海 :200ミリ
大雨をもたらす積乱雲の下では竜巻などの突風も起きやすいので、雨が強く降っているときは頑丈な建物の中で過ごすようにしてください。一方、湿った空気が流れこまない日本海側は晴れて、猛烈な暑さになりそうです。
あすの各地の予想最高気温です。
札幌 :31℃ 釧路 :23℃
青森 :34℃ 盛岡 :32℃
仙台 :32℃ 新潟 :36℃
長野 :32℃ 金沢 :37℃
名古屋:30℃ 東京 :28℃
大阪 :35℃ 岡山 :35℃
広島 :33℃ 松江 :37℃
高知 :31℃ 福岡 :34℃
鹿児島:31℃ 那覇 :33℃
あさっては湿った空気が西日本にも流れ込むため、近畿・四国・九州でも大雨のおそれがあるでしょう。
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