台風23号、11日朝に奄美大島接近=暴風高波に警戒―気象庁
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2025年10月10日 09:31 時事通信社

台風23号は10日午前、沖縄県・南大東島の北東海上を北上した。11日朝ごろに奄美大島に接近するとみられ、気象庁は暴風や高波、大雨に警戒するよう呼び掛けた。九州南部や沖縄本島も強風や高波に注意が必要という。
23号は12日には九州南部の南東海上から四国や紀伊半島の南海上に進むと予想され、同日深夜から13日明け方には伊豆諸島の八丈島などに接近する恐れがある。
12日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、九州南部200ミリ、奄美地方150ミリ。
23号は10日午前9時、南大東島の北東約190キロの海上を時速20キロで北北西へ進んだ。中心気圧は1004ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。東側220キロ以内と西側165キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
一方、台風22号は関東の東へ遠ざかったが、9日早朝に接近して大雨特別警報が出た八丈島(東京都八丈町)では停電や断水、建物などの被害があった。都は9日夜、伊豆諸島を対象として海上自衛隊に災害派遣要請を行った。
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