限定公開( 2 )
作家、エッセイストの岸田奈美さん(34)と夫で副住職の稲田瑞規さん(33)が12日放送、テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい」(日曜午後0時55分)に出演。交際に至ったきっかけを明かした。
稲田さんが京都から上京し、200人が共同生活を送るソーシャルアパートメントで1人暮らしを始めた時期に「私の家でみんなで集まってご飯食べてたんですよ」と自宅マンションで、稲田さんを含め友人らと食事をしたことを岸田さんは明かした。
続けて岸田さんは「深夜になってみんな帰っていくのに、瑞規くんだけウダウダ残って帰らないんですよ。『どうしたん?』って聞いたら『お願いがあります、僕を奈美ちゃんのお家に1ケ月間住まわせてください』」と稲田さんから衝撃のお願いがあったことを振り返った。
さらに稲田さんは居候を申し出た理由を「200人の共同生活をしていたんですけど、そのうちの100人ぐらいがねずみ講の会員やったんですよ。夢だと思ってた場所が誰も信じられない場所で。初日で判明したんですよ。1ケ月間は東京にいたいな、みたいな気持ちを」と説明した。
岸田さんは稲田さんに対し、恋愛感情がなく「『嫌どす』ってずっと言い続けて。だってワンルームなんですよ、私は」と話した。
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続けて岸田さんは「奥の手みたいにプレゼンテーションされて『お坊さんに雨風をしのぐ屋根を貸すとか、ごはんを与えるとか、仏教の世界では喜捨といってお布施である。奈美ちゃんにも徳が積まれる。これは悪い話ではない』」と稲田さんから説得されたことを告白。1ケ月間のみ、恋愛関係にならないことを条件に居候生活始めたことを明かした。
結局、岸田さんと稲田さんは23年5月21日に結婚した。
岸田さんの「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は、23年に河合優実(24)主演、NHKでテレビドラマ化された。
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