年末年始の天気予報 年末は雨や雪 年始は寒波で日本海側は大雪の可能性

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2025年12月03日 13:32  日本気象協会

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日本気象協会

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2025年の年末は天気が周期的に変わり、太平洋側でも雨や雪の日がありそうです。 2026年の年始は、日本海側では雪が降りやすく大雪となるおそれがあります。太平洋側は晴れる所が多そうです。

2025年から2026年 年末年始の天気予報

日本気象協会は、2025年から2026年にかけての年末年始の天気予報を発表しました。

日本気象協会の独自の予測では、年末(12月27日〜31日頃)は冬型の気圧配置が長続きせず、天気は周期的に変化する見込みです。例年雪の降りやすい日本海側では、雪ではなく雨が主体になる日もあるでしょう。太平洋側では晴れる日もありますが、南岸低気圧の影響で雨や雪が降ることがあるため注意が必要です。

年始(1月1日〜4日頃)は、全国的に寒気の影響を受けやすく、冬型の気圧配置が強まりやすいでしょう。日本海側では雪の降る日が多く、大雪となるおそれがあります。太平洋側は晴れる所が多いものの、寒気が強まるタイミングでは一時的に雪や雨が降ることもあるでしょう。全国的に気温が低く、厳しい寒さとなる見込みです。防寒対策をしっかり行ってください。

年末年始は全国的に天気が変わりやすいため、最新の天気予報を確認するように心がけてください。また帰省や初詣などで移動が増える時期です。年末年始の移動で車を使用する方は、道路状況を必ず確認し、雪道を運転する時は冬用タイヤを必ず着用するようにしてください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

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この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

(1)冬道装備をしっかりと行い、タイヤは冬用に取り換えましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

このニュースに関するつぶやき

  • 一ヶ月近く(最長24〜32日)先の、お天気なんてわからんだろう。 1週間天気でもころっと変わることがあるし。 長期予報でも上旬とか中旬とか大体のくくりと傾向しか出てこんじゃろ。
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