ADHD=注意欠如・多動症の治療薬が一部の薬局に在庫が偏り、安定的な治療を継続できないとして、患者団体はきょう、薬局同士で治療薬の在庫を調整できるよう、厚生労働省に要望書を提出しました。
ADHDの治療薬「コンサータ」は、不注意や多動性の症状を改善するとされていますが、依存性のリスクがあることから、厚労省は薬局同士の譲渡をしないよう通知を出しています。
きょう、患者団体の「発達障害当事者協会」は、一部の薬局に「コンサータ」の在庫が偏り、患者が安定的な治療を継続できないとして、供給不足が解消されるまで薬局同士の在庫の譲渡などを認めるよう厚労省に要望書を提出しました。
発達障害当事者協会によりますと、ADHDの認知度が高まったことから患者数が増え、去年から「コンサータ」の供給不足に陥っているということです。
発達障害当事者協会は「患者が数十か所の薬局を探し回るケースもあり、日常生活に支障が出ている」などと話しました。
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上野厚労大臣は、先月の国会で「譲渡のあり方も含めて、製造販売業者とも協議したい」などと説明しています。
