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現在、保育所に入所できない待機児童が増えており、深刻な社会問題となっていますよね。
厚生労働省の発表(平成24年10月)によると、4月1日時点で待機児童は前年より2,084人少ない2万2,741人いるとのこと。横浜市は待機児童ゼロで話題になりましたが、一向にこの問題が解消されない地域もありますよね。
両親などに頼れない状況で自分の子どもが待機児童になってしまったら、大変です。何とか避けたいところですよね……。
そこで、保育情報アドバイザーの三木育美さんから、我が子を待機児童にしないためのコツを教えていただきました! 「働きたいけど待機児童が……」と不安を抱えている女性はぜひ、参考にしてくださいね。
■1:入所・入園の願書受付期間を厳守する
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まずは、「いつの間にか受付期間が過ぎていた!」となってしまうようなことを避けないといけません。願書の受付期間は、保育所などによって異なります。いつからいつまでか、ちゃんと調べておきましょう。
また、必要な書類が多いので、提出時に不備に気付くこともあります。しっかり書類を準備しておき、期間内に必ず全て提出してください。
■2:役所の窓口に頻繁に通って覚えてもらう
さらに、顔を覚えてもらうことも大切だそうです。三木さんは、「自分の事情だけを一方的に訴えるのではなく、預けるために一生懸命情報を得たり、努力する姿を見せたりすることも大切です。
職員さんも人なので、見せ方次第で対応は変わり、新しいできる園の情報をくれる場合もあります」と言います。お得な情報をもらえるかもしれないなら、試す価値が高いですよね!
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■3:通える範囲の保育所は全て申し込む
次に三木さんは、「徒歩や自転車圏内の保育所にこだわらない方がいい」と言います。
「例えば電車に数駅載らなくてはならない場合でも、通勤途中に通えそうな保育所は申込をしておいた方がいいです」
乗り換えで利用する駅にも、申し込んでおいた方がよさそうですよね。
■4:会社近くの保育所も視野に入れてみる
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保育所って、会社の近くにも探すと結構あるものですよね。そのため、「時間差通勤ができるなら、0歳児であれば会社の側まで連れていく方法もひとつの方法」とのこと。
ただし、”時間差通勤”ができる場合です。通勤ラッシュになってしまうようでしたら、避けましょう。
■5:認可保育所だけにこだわらない
そして保育所は、認可保育所だけではありません。
料金面、施設やサービスの基準を考えると認可保育所にこだわってしまいがちですが、無認可保育所には延長保育ができるなどのメリットもあります。
しかし、どうしても認可保育所にこだわりたいといった場合は、方法がひとつあるそうです。
「お住まいの地域に1歳児から預けられる保育所が多くある場合は、0歳児は交渉次第で確実に入れる認証保育所(0歳から入所できる東京都独自の制度)や小規模保育所などに入っておき、1歳になったら認可に入れるようにポイントを稼いでおく、というような方法もあります」
もちろん認証保育所は保育料が毎月かかりますが、保育士の方から色々とアドバイスもらえたり、週1回の慣らし保育などをすれば子どもも保育に慣れやすかったり、メリットが色々とあります。一度、考えてみては?
いかがでしたか? 待機児童にしないために、できることは色々あることがわかりました。地方自治体によって認可保育所の選考基準は違いますが、申し込むときはその家庭のポイントも重要です。
とくに最後の”0歳児で認証保育所に預ける”は、ポイントが増える要素のひとつ。夫婦で選考のためのポイントの、目標を決めておくのもいいのではないでしょうか。
「待機児童問題が不安で……」と悩む前に、お住まいの地域が設定している選考基準を、調べてみてください!
【取材協力】
※ 三木育美・・・保育情報アドバイザー:短大卒業と同時に保育士と幼稚園教諭の資格取得。 卒業後は保育とは無縁の事務職に従事。 第一子の保育園入園時の苦戦経験、その後の保育園の父母会活動をきっかけに、保育に苦戦する保護者をサポートしたいという思いから『保育情報館』を立ち上げ、活動中。
ブログは『保育情報館〜一緒に子育てを楽しみましょう〜』。また、『ノーツマルシェ』にて保活を中心とした保育情報を発信中。
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