試合途中からキャプテンマークをつけた長友佑都 [写真]=Getty ImagesセリエA第17節が22日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとミランが対戦。長友は先発出場した。
インテルは、序盤から主導権を握られる展開を余儀なくされた。11分にはカカにミドルシュートを打たれたが、GKサミル・ハンダノヴィッチが好セーブを見せた。30分にもCKを与えると、ゴール前でアンドレア・ポーリにシュートを許してしまったが、枠を外れたことで失点とはならなかった。
インテルは、前半アディショナルタイムに右サイドでFKを獲得。サフィル・タイデルの蹴ったボールから、エステバン・カンビアッソがヘディングシュートでゴールを狙ったが、枠を外れて得点とはならなかった。
スコアレスで迎えた後半も、49分に右サイドからのクロスにウーゴ・カンパニャーロがヘディングで合わせたが、ミランのクリスティアン・サパタにブロックされてしまった。66分には、左サイドでボールを持った長友が、カットインしてシュートを放ったが、GKにセーブされた。
互いに無得点で終盤に入ると、インテルが攻勢に出る。80分にはゴール前でロドリゴ・パラシオがシュートを放ち、波状攻撃を仕掛けた。86分には、右サイドからフレディ・グアリンがグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前のパラシオがヒールキックでシュートを流し込み、ついに先制点をマークした。
インテルは均衡を破ると、パラシオの得点を守りきり、1−0と勝利。5試合ぶりの白星を手にした。
なお、長友はフル出場。82分にカンビアッソが交代でベンチに下がった際には、キャプテンマークを託され、試合終了までキャプテンを務めた。