撫でられて喜んでいた猫が突然強力な猫パンチをしてくる理由

猫を撫でてあげていたら、突然猫パンチをして怒り出した……といったような経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。気持ち良さそうにしていたにもかかわらず突然態度が変われば少々困ってしまいますね。そこで今回は、猫が突然猫パンチをする理由について迫ってみましょう。

(画像は本文と関係ありません)

■加減を知らない愛情表現の可能性も

猫はまだ幼いうちから母猫と離れてしまったケース、兄弟猫と離れて遊び相手がいなかったケースなどいろいろな育ち方があるもの。本来ならば母猫や兄弟猫から猫社会を教わり育っていくのですが、教わる相手がいなければその常識を知らないまま成猫になってしまうことも少なくないのです。

特に子猫に見られるのが、遊びの延長で力いっぱいかんだり、引っかいたりするということ。飼い主が痛がっていることがわかれば、成猫になるにつれてこれらの加減ができるようになってくるでしょう。

■ただ撫でれば良いと言うわけではない

飼い主との信頼関係がある猫が突然猫パンチをしてくるケースは少ないものの、気分を損ねれば怒って手を出してくることも。撫でているときであれば、撫で方に不満があったと判断できます。例えばいつまでも撫ですぎている、撫でる強さが強すぎるといった理由が想定されます。

この場合は、事前にイライラのサインがでていることがあります。しっぽをせわしなくパタパタさせたり、表情が変わったりしてきたときは要注意。猫パンチをしてくる前に撫でるのをやめましょう。

■触って嫌がる部分があれば要注意

ただ単に気分を損ねただけならばそれほど心配はいりませんが、撫でるたびに常に同じ部分を嫌がるようなら要注意。ケガや病気の可能性もありますから、早めに動物病院等で診てもらいましょう。また、これらのトラブルを見逃さないためにも、定期的に撫でてあげるなどして健康チェックを行っておくと安心です。

撫でられて気持ち良い部分は猫によって違いがあります。どのあたりがお気に入りなのか、いろいろなところを撫でてポイントをあらかじめ見つけておくと良いでしょう。

(ファナティック)

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