MF長澤和輝所属のケルンは5日、1860ミュンヘンの日本代表FW大迫勇也の獲得を発表した。契約期間は2017年6月30日までで、移籍金は両クラブの合意により非公開となっている。
移籍にあたり、大迫はクラブの公式HPを通じて、「ケルンのすばらしいファンの前でプレーすることを楽しみにしている。ブンデスリーガは世界有数のリーグで、ここでさらに成長できると確信している。1860ミュンヘンのスタッフとファンには感謝したい。この移籍が決まったことにほっとしているし、ワールドカップに集中することができる」と、コメントした。
大迫は1990年生まれの24歳。2009年に鹿児島城西高校から鹿島に入団した。2013年にはJ1で19得点を挙げ、今年1月から1860ミュンヘンに所属。ブンデスリーガ2部で15試合に出場して6得点を挙げた。1860ミュンヘンはリーグ戦を7位で終え、1部昇格は果たせなかった。また、大迫は日本代表としても国際Aマッチ7試合に出場して3得点を記録。ブラジル・ワールドカップに出場する代表メンバーに選出されている。
ケルンは今シーズン、ブンデスリーガ2部を制し、3シーズンぶりの1部昇格を決めた。昨年12月には、専修大出身の長澤を獲得した。