ストレスを抱えた旦那さま......どうねぎらうのが妻力高め？

疲れて帰宅した旦那さま。そんなとき、どんな対応をするのが「妻力」高めな女性なの？　そこでマイナビウエディング編集部では、「疲れているときにかけられて嬉しかった奥さまからの言葉」について、既婚男女にアンケートを実施しました。

■3割以上の男性が奥さまからねぎらわれて嬉しかったと回答
Q.仕事などで疲れてストレスを抱えていたときに、奥さまに言われて嬉しかった言葉や行動はありますか？
はい（33.3%）
いいえ（66.7%）

3割以上の男性が「はい」と回答。旦那さまのストレスに気づいて優しくねぎらう奥さまは妻の鑑ですよね。具体的にどんなシチュエーションでどんな言葉をかけられたか、詳しく聞いてみました。

■「お疲れさま」の一言に癒やされる

最も多かったのは、「帰ってすぐに今日もお疲れさまと言ってもらえた」（男性／37歳／人材派遣・人材紹介）、「玄関に入ったところで、笑顔で『お疲れ』と言ってくれたこと」（男性／29歳／機械・精密機器）など、「お疲れさま」の一言をかけてくれたというもの。笑顔で伝えるとより嬉しい気持ちになるようです。

「連日仕事で遅く帰ってきていた時に、体を心配してくれたこと」（男性／48歳／自動車関連）のように体調を気遣ったり、「疲れているときに『無理しなくてもいいよ』と言われたこと」（男性／30歳／商社・卸）「仕事に行き詰まって夜も眠れない状態が続いたとき『お仕事大変そうね、でも無理をしないでね』と言われたとき」（男性／50歳以上／電機）なども、旦那さまのストレスを吹き飛ばすようです。「頑張って」と言われると「まだ頑張らないといけないのか……」とより疲れてしまう可能性も。旦那さまの頑張りを讃えた上で「あまり無理しないでね」と声かけしてみては。

一方、どれくらいの奥さまが旦那さまのストレスを察知しているのでしょうか。

■5割の奥さまが旦那さまのストレスを感じ取っていた
旦那さまが仕事で疲れてストレスを抱えているなと感じたことはありますか？
はい（53.5%）
いいえ（46.5%）

過半数の女性が、旦那さまがストレスを抱えているのではと感じた経験があると話します。ではお疲れモードの旦那さまに、どんな言葉をかけたり、どんなことをしてねぎらったりするのか詳しく聞いてみました。

■そっとしておく
まずは、「あえて声を掛けない」（女性／30歳／マスコミ・広告）、「なるべく干渉しないで一人にさせる」（女性／30歳／機械・精密機器）など、旦那さまが話したくなるまでそっとしておくといった意見。これに対しては「自分なりに一人の時間を楽しんでいるようです」（女性／30歳／マスコミ・広告）との声も。

■しっかり話を聞く
「雑談しながらとことん話を聞く」（女性／27歳／その他）、「愚痴があれば聞いてあげて、早く寝られるようにしてあげる」（女性／26歳／医療・福祉）など、「もし話してスッキリするなら」というスタンスで積極的に聞き手に回る奥さまも。これに対しては「夫もストレスを発散できていると思う」（女性／30歳／金融・証券）との意見が寄せられました。

■お疲れさまと声掛けする
「お疲れさまの一言を言う」（女性／27歳／生保・損保）、「お疲れさま、とだけ言ってあまり根掘り葉掘りきかない」（女性／29歳／情報・IT）など、シンプルに「お疲れ様」とねぎらうという意見も多め。「夫からはありがとうと言われる」（女性／27歳／生保・損保）と、旦那さまも心が癒やされている様子。

■やさしく接する
「好きなデザートを用意」（女性／32歳／金属・鉄鋼・化学）、「夫の好きな料理を作る」（女性／34歳／ソフトウェア）、「がんばっているね、と声をかけたり、肩を揉んだりしてあげる」（女性／31歳／マスコミ・広告）など、とにかく優しく接するという声も。これに対しては「ちょっとは元気になってくれる」（女性／29歳／団体・公益法人・官公庁）と旦那さまの心も和らいでいるようです。


何かを話したそうな場合は話を聞いたり、ときには放置したり……など、旦那様の様子や状態に応じて、臨機応変に対応する女性が妻力高めな女性といえるのかも。でも、旦那さまにとって何よりも嬉しいのは「お疲れ」の一言。妻力高めな女性を目指すなら、まずは笑顔でこの言葉から始めてみてくださいね。


※アンケート対象
調査時期:2014年6月19日〜2014年6月22日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の男女300名
調査方法:インターネットアンケート

（文／池田園子）


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