4人に3人がジェネリック医薬品を服用した経験あり

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2015年01月21日 12:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

沢井製薬が2004年から毎年調査

 厚生労働省は、効果や品質が新薬とほぼ同じで、特許が切れてから他社が製造するジェネリック医薬品(後発医薬品)の普及を進めています。新薬より価格が安いことなどが特徴で、欧米での普及率は50%に達しています。

 沢井製薬株式会社は、ジェネリック医薬品の国内での環境変化を把握するため、2004年から毎年、意識調査を行っています。11回目となる今回は、過去3か月以内に薬を処方・調剤された患者さん400名と、医師450名、薬剤師450名を対象に調査を実施しました。

ジェネリック医薬品の選択にもっとも影響量があるのは・・・

 その結果、ジェネリック医薬品を「希望し、処方・調剤してもらったことがある」患者さんが今回初めて、50%を超えました。2010年の調査では18.3%ですから、驚異的な伸びです。また「医師などに勧められての処方・調剤」も19.3%から24%へ増加していることがわかりました。

 また、4人に3人がジェネリック医薬品を服用した経験があることも判明。この4年間でジェネリック医薬品への理解度が増し、患者さんからの依頼や処方、調剤に関する環境が急激に変化したことがうかがえます。

 さらに、患者さんにジェネリック医薬品の情報をどこで得たか尋ねたところ、従来の「テレビ番組」を抜いて「病院・薬局のポスター」が52.5%でトップに上がりました。ついで「薬剤師から」も50.5%で、前年比7.1ポイント増しとなり、毎年上昇しています。

 個人の懐にも国の医療費削減にも欠かせないジェネリック医薬品の普及。これからの時代、身近な薬剤師さんや薬局がより欠かせない存在になりそうですね。(笹田久美子)

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このニュースに関するつぶやき

  • 長年かかっているクリニックがジェネリックを使いはじめたとき、主成分は同じだけれどその他の成分は違うから、具合が悪くなったり、効果が薄れたと感じたら早目に言うように言われま。した
    • イイネ!11
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