【アニメキャラの魅力】小さな身体で体力自慢！？「三ヶ月ゆい」の魅力とは？『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた』

千葉県流川市をモデルとした架空の町「流川市」を舞台に、ご当地ローカルアイドル＝ろこどるが活躍するアニメ『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた』は、『ラブライブ！』や『アイドルマスター』のような緊迫感のない、ゆるめの日常系アイドルアニメとして人気でした。今回ご紹介する「三ヶ月ゆい」は、流川市のゆるキャラ「魚心くん」の中の人。主人公の「宇佐美奈々子」「小日向縁」のろこどるユニット「流川ガールズ」と一緒に、流川市の町おこし活動にがんばっています。

【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

■声優志望

　ゆいは将来“声優になりたい”という夢を持っています。そのために学校では演劇部に所属。“魚心くんの中の人”のバイトを始めたのも声優の養成所に入るためのお金を稼ぐためと同時に演技の勉強をするためでした。

　ただ、ゆいは面と向かって人に見つめられると緊張してしまうという性格で、演劇部でも着ぐるみの役をしています。また、魚心くんの他にも地元のショッピングモールで着ぐるみのバイトをしており、それは着ぐるみというワンクッションをおくことで、周囲からの視線に慣れるためでもあるようです。

■体力自慢

　魚心くんはしゃべるゆるキャラなので、きぐるみの中にはマイクやスピーカーも設置されています。実は魚心くんの着ぐるみ一式の重さは１３kg。それを着ながらも連続で宙返りが出来るという、相当の運動能力と体力を持っています。そうした体力は、近所の川の中を歩いて足腰を鍛えるというストイックさに加え、自分の顔の大きさほどもあるおにぎりを二つも食べてしまう健啖さにも支えられているのかもしれません。

■大きい

　ゆいは高校３年生にしては小柄。魚心くんに入るには“身長１４６cm以下”という条件がありましたので、彼女の身長は１４０cm台ということになります。にもかかわらず、なかなかの巨乳。B９０Eカップの縁にはさすがに負けている感じですが、奈々子からは羨ましがられるレベルの大きさです。

■一番大人

　縁はともかく、二年下の奈々子と比べても子供に見える小柄なゆいですが、人格的には一番のしっかりもの。声優になりたいという夢と、夢をかなえるための将来設計をしっかり持っていますので、奈々子からは「大人」と見られています。年下の奈々子や縁を、町おこし活動では先輩であると立て、きちんと敬語を使うのも職業人としての自覚があるからではないでしょうか？大人です。

　それは、４人兄弟の長女ということも理由のひとつかもしれません。魚心くんの知名度があがり忙しくなったために、演劇部の後輩「名都借みらい」を中の人の代役としてスカウトした後は、自分以上に人見知りでネガティブに考えがちなみらいを優しく諭し、励ましてあげています。ゆいの仕事に対しての責任感にはみらいも感化され、だんだんゆいに負けないぐらいに魚心くんを演じることができるようになりました。

劇中で描かれたゆいの家は、大家族とはいえ決して貧しいようには見えませんでした。にもかかわらず、魚心くんや他のバイトをして稼いでいるのは、自分の夢の事で家族に負担をかけまいという気遣いからなのかもしれません。

　話が進むにつれ、ゆいが緊張する描写は無くなっていきました。それは、さりげなくゆいの成長を描いていたということなのでしょう。しっかりものの頑張り屋さんで、奈々子以上に応援したくなる女の子「三ヶ月ゆい」。いつかきっと彼女の夢は叶うはずです。

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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】

★記者：玄Kuro（キャラペディア公式ライター）

(C)小杉光太郎・一迅社／流川市ふるさと振興課

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