未来の別荘はこうなる?360度の景観を楽しめるポータブルハウス

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2015年06月19日 11:30  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

避暑地の広い森の中に建つ控えめな規模のガラス張りの邸宅。成功者の別荘といえばこういうのを思い浮かべがちだが、その別荘像が数十年後には大きく変わっているかもしれない。このポータブルな別荘によってだ。

ただ景色を見るための家

この『Casa Bubble』は見ての通り空気で膨らむ大きな風船のようなポータブルハウスだ。その大きな特徴といえるのが、テントと違い全面“シースルー”なところである。

透明だからこそ周囲を360度見ることができ、さらに横になれば視界一杯に夜空を見渡すこともできるのだ。

別荘らしいガラス張りの家でも、天井面も含め全方向見渡せるということは難しい。それをこの『Casa Bubble』は実現している。

つまりただ夜空を眺めたり、周りの景色を眺めるのに最適化された別荘。それが『Casa Bubble』の最大の特徴なのである。

未来の別荘はこうなる?360度の景観を楽しめるポータブルハウス

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 どこでも別荘になる贅沢

前述のとおり、『Casa Bubble』はポータブルハウスだ。使うとき以外は、空気を抜いてしまえばコンパクトに収めることが可能である。ゆえに車などに乗せて運ぶことで、基本的にはテントと同様に好きなところで別荘のように楽しむことが可能なのだ。

海辺でも、森の中でも、山の上のほうでも持ち運んで行けるところであれば自分の別荘になるわけだ。これこそ贅沢ではないだろうか。

casabubble3

もちろんこれを持ち運ぶ他に最低でも寝袋、贅沢を言えばベッドなどの家具が必要になるだろう。また暮らしやすくするには様々なものが必要となってくる。

それを含めて運ぼうと思うとそれなりに大所帯になってしまうわけだが、それができるような人こそが楽しむべき贅沢なのかもしれない。

というのもこの『Casa Bubble』は8,900ドル(約110万円)から18,900ドル(約235万円)となかなかにいい値段である。これに運搬用の車や家具類一式を考えると個人で購入できる人はそれなりの贅沢というわけだ。

現実的にはキャンプ場にハイクラス向けで設置して置いたり、イベント会場や、会社の庭に来客用で設置するといった使い方が現実的かもしれない。

ただ、これで楽しめる体験は他にはかえがたい魅力があるのは確かだろう。

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