「法的安定性は関係ない」の礒崎補佐官「辞任」を否定 「首相補佐官の職務に専念」

3

2015年08月03日 14:11  弁護士ドットコム

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

弁護士ドットコム

記事画像

安保法案をめぐって「法的安定性は関係ない」と発言し、批判を受けた礒崎陽輔首相補佐官が8月3日、同法案を審議している参議院の特別委員会に、参考人として登場した。


【関連記事:宮崎駿監督が安倍首相を批判「歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣だ」】



礒崎補佐官は「法的安定性は関係ない」という発言について、「大きな誤解を与えた」「大変申し訳ない」「発言を取り消す」と述べ、陳謝した。



民主党の福山哲郎議員からは、「(発言で)ちゃぶ台をひっくり返した責任は極めて重い」「なぜ辞任しないのか」という質問が出た。



これに対し礒崎補佐官は、「首相補佐官の職務に専念することによって、責任を果たしたい」として、辞任するつもりがないことを明らかにした。また、安倍首相から7月28日の夕刻に「誤解を招く発言はよくない」と注意を受けたが、「進退については言及がなかった」と明かした。


(弁護士ドットコムニュース)


このニュースに関するつぶやき

  • 口から出任せでも「法的安定性は充分ある」と言えばよかったのである。どこにあるんだと訊かれてしどろもどろになる方が、関係ない発言よりは遥かにマシである。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

ニュース設定