本棚のトンネルの中で読書! 繭(まゆ)のような天井が印象的なメキシコの図書館が美しい

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2015年09月17日 12:02  Pouch[ポーチ]

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読書を愛する者にとって、図書館は特別な場所。独特の静けさ、ページをめくる音、そして紙の匂い。

それだけでも十分に満足ですが、本日ご紹介する図書館のように、機能性と美しさを備えた構造をしていたら、さらにリラックスできることは確実。とことん本の世界へと、没入できるのではないかしら。

【議会の依頼で生まれた図書館】

アートや文化を推進するメキシコ・モンテレー議会「Conarte」の依頼によって、同国のデザインスタジオ「Anagrama」が手掛けた図書館、それが「Conarte Library」。

【読書する人を “包み込む” 】

読書という体験に、価値を与えることをミッションに掲げた「Anagrama」が生みだしたのは、読書をする者を優しく温かく包み込んでいるかのような、まあるい天井を持つドーム型の空間でした。

【本に四方を囲まれてワクワク】

周囲をぐるりと囲むように配置された本棚。しかし不思議と圧迫感はなく、「どれから読もうかな〜?」とワクワクを誘います。

【計算され尽くしたリラックス空間】

本をぎっちりと詰め込むのではなく余裕をもって並べることで、ほどよく空間を作っていること。壁全体が、爽やかなブルーで統一されていること。柔らかな印象を与える木材で、本棚を作っていること。

そして後方にある半円形の照明が、全体をくまなく照らしていること。様々な要因が得も言われぬ心地よさを実現しているようなのですが、やはり最もリラックス効果が高いのは、繭(まゆ)を思わせる独特の形状でしょう。

この場所へ一歩足を踏み入れたら最後、居心地が良すぎて、脱出できなくなっちゃうかも……。

【日本にもこういうの、作ってほしいっ!】

平日の昼間、人もまばらなこの空間で、思う存分読書を楽しめたなら、どんなに心満たされるだろう。

そんな妄想に胸を膨らませずにはいられない、「Conarte Library」。こういった図書館が、日本にもあったらいいのにな〜!

参照元:Anagrama 、designboom
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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  • 繭ならば 大丈夫ですが、AKBのあすすならば いやですよね(亜樹れ)
    • イイネ!3
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