伊勢丹新宿本店で1月3日、2016年の初売りがスタートした。初商日を1日後ろにずらしたにも関わらず、9時30分時点で昨年並みの4,326人が並び、予定時刻を20分早めて9時40分に開店。各売り場で福袋が続々と完売した現在も、館内は、新春の買い物を楽しむ人たちで賑わっている。
伊勢丹新宿本店の初売りレポの画像を拡大 メンズ館は12月31日15時、本館は3日0時に並んだ人を先頭に、地上の建物を囲むようにそれぞれ列が伸び、地下通路にも長蛇の列ができたことで当初の開店時刻を繰り上げてオープン。10時5分時点で前年を超える1万人以上が来館した。
本館は、化粧品やジュエリー・バッグが集積する1階をはじめ、福袋を販売する各フロアの売場で列ができ大混雑。2階リ・スタイルTOKYOをはじめ、オープンから30分が経つ頃には福袋の完売が相次いだ。
メンズ館も盛況で、2階のインターナショナルクリエーターズなど、オープンから1時間以内で用意した福袋がほぼ完売状態。国内客だけではなく、訪日外国人旅行者が福袋を片手に未セール商品の購入を検討する姿も見られた。
三越伊勢丹ホールディングスでは、首都圏を中心とした三越伊勢丹の店舗について一部を除いて初商日を1月3日に設定。例年は初売り初日だった2日も休店日とすることで、販売員の労働環境改善や人材の安定確保等に繋げたい考えだ。なお、クリアランスセールは13日から開催する。