(C)CHARAPEDIAさくらニュータウンを舞台に妖怪と人間の交流を描く、ほのぼの日常ストーリー『妖怪ウォッチ』。もともとはゲームソフトとしてニンテンドー3DSで発売された本作ですが、クロスメディア戦略の一環として放映されたTVアニメを機に大ブレイクしました。愛くるしい妖怪のキャラクターや日常生活を送る上での「あるある」を題材としたり、収集の楽しい「妖怪メダル」など、あらゆる方面で子どもだけに留まらず大人の心までもをもわしづかみにしました。
2014年冬にはシリーズ初となる劇場作品「 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」放映、さらに2015年夏からはついにセカンドシーズンに突入。セカンドシーズンからは2人目の主人公として「未空イナホ」と、新しい妖怪「USAピョン」が登場しました。そして、2015年の冬、2作目の劇場作品となる「エンマ大王と5つの物語だニャン!」が公開。こちらも大ヒットを記録しています。今回は、その『妖怪ウォッチ』の元祖主人公「天野景太」通称「ケータ」の魅力についてご紹介したいと思います。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■元祖「妖怪ウォッチ」に選ばれた少年!
日差しが照りつける暑い夏のある日、友達らと山へ昆虫採集に行ったケータ。その際に森の奥にぽつんと置いてある奇妙なガチャを発見して、出てきたガチャから登場した妖怪「ウィスパー」に「妖怪ウォッチ」を授けられるところから本作はスタートしました。妖怪は皆さんの日常のいたるところに潜んでいます。「妖怪ウォッチ」とは、その妖怪たちを直接見る事が出来るようになる道具です。「普通」である事がコンプレックスだったケータですが、妖怪たちが見えるようになった事で、誰も知らない「非日常」と巡り合う事になります。
■妖怪と友だちになって『トラブル』を解決!
普段は仲の良かった夫婦が突然些細な事で大喧嘩・・・びっくりです。それはもしかしたら周りの人をどんよりした気持ちにさせてしまう妖怪「ドンヨリーヌ」の仕業かもしれません。
このように「どこかおかしい!」と思った時に「妖怪ウォッチ」を使うと、原因となっている妖怪の姿を見る事が出来るようになります。問題を解決した後は友だちになった証として妖怪メダルを貰える事も。妖怪メダルが持っていると、いつでもその妖怪を呼び出して困った時に助けて貰えるのです。
例えばどんよりした気持ちにさせてしまう妖怪を説得する時は、心が穏やかになる妖怪を・・・と言うように、その時々にベストな能力・特性を持った友達妖怪を呼び出すのがコツです。時には残念ながら負けてしまうことも・・・。ただ単に毎回勝つのではなく、戦う過程でケータ含め、妖怪たちの色々な反応を見る事が出来ます。
■時にはトラブルになることも・・・?
ケータの友人である「カンチ」が、取り憑かれると強運に恵まれてなんでも順調に物事が進む妖怪「ぜっこう蝶」(絶好調+蝶の妖怪)に取り憑かれた事がありました。しかし、カンチは幸運に恵まれたにも関わらずどうも元気が無い様子・・・。実は、カンチはあまりにも物事がうまく行きすぎて、これからとんでもない不幸が訪れるのではないか?と危惧していたのです。ここでケータは、「カンチを助ける!」・・・というのを口実に自分が「ぜっこう蝶」に取り憑かれようと企みます。
お話の最後には、見事にぜっこう蝶に取り憑かれる事に成功したと思いきや、ぜっこう蝶とよく似たゼッコウ蝶(絶交+蝶)に取り憑かれてしまいました・・・。ゼッコウ蝶はその名の通り、みんなに嫌われてしまう妖怪です。お約束ではありますが、欲をかいて全部台無しにしてしまうという結末もまた、ケータの人間らしさが出ていて好きです。
セカンドシーズンに突入し、新主人公である「イナホ」の登場により、どのように展開が変化していくのかが気になります。現在はそれぞれのお話を進めていっている感じですが、もしかしたらケータと共に共演!?という事があるのかもしれません(映画ではついに対面しましたね)。2016年夏に発売予定の妖怪ウォッチ3も控えていることですし、これからのさらなるシリーズ展開に期待しています。
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★記者:真夏日(キャラペディア公式ライター)