昔ながらの風邪対策『卵酒』…意外にも「風邪に効果がある」ちゃんとした理由があった!!

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2016年01月25日 18:02  Pouch[ポーチ]

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風邪には、卵酒が効く。この説、おそらくあなたもご存じなのでは?

昔から家庭では当たり前の光景で、もちろん今も実践している。そんな方も、少なくないかもしれませんね。

一般的に卵酒の材料は、日本酒・卵・砂糖、この3つのみ。では一体なぜ、この3つの材料を混ぜ合わせ温めただけの飲み物が、風邪に効果を発揮するのでしょうか。「卵焼きをおつまみに日本酒飲む」じゃあ、ダメなんすかね!?

【キーワードは「リゾチーム」】

「卵は栄養価が高く、 卵白に含まれる酵素のリゾチームが細菌を殺し、アルコールで体が温まって熟睡できる」

こちらは「医療法人社団 美草会 菊池医院」ウェブサイトから。一方「漢方待合室 西本クリニック」ウェブサイトによると、「卵に含まれる卵白リゾチームには抗炎症効果や免疫増強効果のあることが知られています」とのこと。

【卵がイイってことはわかったけれど……】

うむむ……でもこの情報だけじゃあ、先に述べた「卵焼きをおつまみに日本酒でもいいんじゃないか」という思いが捨てきれない……。

「もういっそ、このテでいっちゃおうかな〜」な〜んてお気楽に考えていた風邪気味の記者(私)のもとに、「美容皮膚科 シロノクリニック」ウェブサイトより、新たな情報が!

【 “混ぜ合わせる” ことに意味がある】

「風邪を家庭で直す療法として卵酒を飲むというものが有名ですが、これはアミノ酸が豊富な日本酒と抗菌タンパク質であるリゾチームを同時に摂取することが出来るからなのです」

同時に……ということは、双方を混ぜ合わせた卵酒だからこそ、風邪に効果を発揮するということですか……! そうと知ったら、善は急げ。さっそく卵酒、作ってみました。

【卵酒を作ってみよう♪】

■用意するもの
卵 1個
日本酒 180cc
砂糖 20gほど(お好みで)

■作り方
1. 日本酒は500wの電子レンジで2分(600wなら1分半)、温めておく。

2. その間に卵を溶き、砂糖を加え、よく混ぜておいて。

3. 温まった日本酒に、卵を濾しながら投入。よく混ぜ合わせたら、卵酒のできあがり!

ふわああ、芯からあったまる〜!! しかもほんのり甘く優しい味で、免疫力の落ちたカラダに染みいるよう……。

【冬にぴったりのポッカポカメニューだわ!】

この1杯でポッカポカになった記者は、すぐさま就寝。しっかり熟睡したら、心なしか、風邪も回復方向に向かったような気がしました。まだ完全とは言えないけれど、ね。

いやはや民間療法は侮れないっ。そしてこのメニュー、とにかくカラダが温まるので、冷え性の方にも向いているかもしれません。お酒が苦手でなければぜひ、お試しあれ!

参照元:医療法人社団 美草会 菊池医院 、漢方待合室 西本クリニック 、美容皮膚科 シロノクリニック
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch

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