【冴え女シリーズ(10)】[ドSなイケメン茶道プリンス様]第8話(後半)「それは私が説得しよう」

0

2016年01月26日 09:20  キャラペディア

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャラペディア

(C)EGGMODE.inc
※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】


【冴え女シリーズ(10)】[- ドSなイケメン茶道プリンス様 -]

■作品概要
しずかは幼い頃から、幼馴染で茶道家の「蓮条寺」が師範を務める茶道教室に通っている。小さな頃は仲の良かった二人だったが、成長するにつれて次第に疎遠に。そんなある日、稽古の後で「蓮条寺」から「話がある」と呼び止められるしずか。少し世間知らずの茶道家「蓮条寺」の一途な恋に胸キュンなラブストーリー。


●第8話(後半)「それは私が説得しよう」


しずか「え?」

蓮条寺「私が言えば自信を持つのか?それは思考放棄だぞ。自分に自信を持って良いのかも、自分で判断しなくてはいけない」

しずか「えぇっ?自信を持て、とおっしゃったのは先生ですよ?」

蓮条寺「・・・はは。自己言及パラドックスだな」

しずか「もう・・・」

蓮条寺「ところで、だ」

しずか「はい?」

蓮条寺「お前にひとつ頼みたいことがある」

しずか「なんでしょう」

蓮条寺「秋に毎年行われている、大茶会のことだ」

しずか「色々な流派の方が一同に会して野点や茶道教室をする催しですか?」

蓮条寺「そうだ。その運営の中心に立ってもらいたい」

しずか「・・・私が?」

蓮条寺「頼めるか」

しずか「それは・・・このお教室には、私よりもずっと長くいらっしゃる先輩方もいらっしゃいますし・・・」

蓮条寺「お前はそう言うだろうとは思ったが、これは決定事項だ」

しずか「こ、困ります!」

蓮条寺「なぜだ」

しずか「先輩方を差し置いて、そんなこと・・・」

蓮条寺「それは私が説得しよう」

しずか「私では力不足ですし・・・」

蓮条寺「問題ないと思ったから指名した」

しずか「先生は、私を買いかぶっておられます」

蓮条寺「言っただろう。お前のことは私が一番よく知っている、と」

しずか「・・・嫌です、お引き受けできません!」

蓮条寺「(やや驚いて)なぜそこまで反発する?」

しずか「先生は、なんでもご自身でお決めになりますが・・・周囲の方の気持ちを、少しでもお考えになったことがあるのですか」

蓮条寺「・・・」

しずか「そうして、横柄になさっているから、女性にも逃げられるのです」

蓮条寺「・・・そうか」

しずか「・・・す、すみません!!」

蓮条寺「いや・・・お前の言う通りかもしれない」

しずか「あの、」

蓮条寺「・・・迷惑、だったか」

しずか「・・・」

蓮条寺「良いんだ。はっきり言ってくれ」

しずか「けっして迷惑では・・・。ただ、少しとまどって、取り乱してしまいました」

蓮条寺「お前の都合も聞かず、申し訳なかった。この件は改めて・・・」

しずか「先生、」

蓮条寺「・・・どうした」

しずか「あの、私からもひとつ、お願いをしてもよろしいでしょうか・・・」


【冴え女シリーズ(10)】[- ドSなイケメン茶道プリンス様 -]第9話(前半)へ続く


●出演キャラクター

蓮条寺泉水(れんじょうじいずみ)25歳:茶道家
野口しずか(のぐちしずか)25歳:家事手伝い

●声優および制作クリエイター

シナリオ:藍沢涼
イラスト:和音ハカ
男性声優:武田直人
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

●アプリダウンロード

App store
https://itunes.apple.com/jp/app/id984016474

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    オススメゲーム

    ニュース設定