様々な王家がそれぞれの国を治める世界で、圧倒的な力を持つ太陽国の王に嫁ぐ事になった「ニケ」。彼女の出身国「雨の国」の王家が持つ「アメフラシ」の能力と、ニケ自身が持つ太陽のような性格で、悪名高き太陽王と太陽国を変えていきます。作品タイトル通り、「世界はそれでも美しい」といつでも言ってのけるような彼女の存在は、眩しくて暖かくて・・・。今回は、そんな「ニケ・ルメルシエ」の魅力についてご紹介させていただきます。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■素直で純粋で真っ直ぐで等身大!
雨の国でのニケはお姫様ではありますが、人懐っこくお転婆で、暇さえあれば街に出ています。彼女は、夫で王の「リビ」に対しても、街の市民に対しても、他国の王族に対しても一切態度を変えず、いつも真正面から向き合います。(主にリビと)言い合いになったり、(主にリビと)喧嘩になったり、(主にリビに)叱られたりもしますが、それでも(主にリビが)許してしまうのは、彼女のあまりに真っ直ぐな素直さゆえでしょう。
■「アメフラシ」の能力
ニケの得意技「アメフラシ」は、ニケが歌うことで雨を降らす事が出来るというもの。多くの国で雨は珍しいものなので、この能力は様々な場面で切り札になります。彼女の姉曰く、ニケのアメフラシの力は雨の国でもずば抜けているとの事。アメフラシでニケが見せる景色と、アメフラシをおこなうニケの姿、ニケの歌の美しさに多くの人が心を動かされます。漫画では非常に繊細に、アニメでは実際に歌が入り表現されていますが、どちらからもニケの優しさ、慈愛に満ちた心を感じる事ができ、虜にならずにはいられません。
■度胸と正義感
彼女の行動の根源となっているのは“正義感”です。間違っている事を見過ごせなかったり、人が行ってはいけない方向へ進もうとするのを止める事に必死になったり・・・。ニケは王族ですが、貧乏国のお姫様でかなりの庶民派。王族よりも庶民の感覚に近いものを持っているお姫様です。だからこそ目に付く事も多いのでしょう。
どんなに危険な事でも、大切な人の為なら自分で動く度胸も兼ね揃え、それはそれは男前なお姫様。それがリビをはじめ、ニケの周りの人間を心配させる事もしばしばですが、そんなニケだからこそ守ってあげたくなるのでしょう。ニケとニケの魅力が変えていく世界にこれからも期待大です。
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★記者:もぐおか(キャラペディア公式ライター)