隈研吾が3人の建築家による「風呂」の設計を考察、『風呂の中のモダン』展

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2016年03月24日 21:51  CINRA.NET

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村野藤吾 都ホテル佳水園 SKETCH: KENGO KUMA
日本デザインコミッティーが主催する企画展『伝統の未来|04|建築「風呂の中のモダン」』が、4月18日まで東京・銀座の松屋銀座デザインギャラリー1953で開催されている。

同展は、2016年秋に松屋銀座のイベントスクエアで開催される日本の文化の実力や可能性を探る展覧会『伝統の未来』の関連企画第4弾。建築家・隈研吾が展覧会の企画を担当し、堀口捨己、吉田五十八、村野藤吾の3人の建築家の「風呂」に対する考え方を、建築模型や写真、隈によるテキストを通して考察する。

なお関連イベントとして、4月17日に隈と原研哉によるトークを開催。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。

■隈研吾のコメント
風呂の中にこそモダンが隠されていた。和の巨匠3人が設計した風呂は驚くほどモダンであった。おそらく裸の身体を前にしては「和」などと、かっこをつけてはいられなかったのであろう。
裸の、無防備な身体を前にした時、和の巨匠たちの中に隠されていたモダニストが顔を出したのである。
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