田尾氏が指摘した阪神・藤川の“投球間隔”

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2017年04月25日 11:22  ベースボールキング

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阪神の藤川球児(写真はレンジャーズ時代)
日米通算225セーブをマークする阪神の藤川球児。

 かつては“火の玉ストレート”を武器に、虎の絶対的な守護神に君臨していた男だが、15年に阪神復帰後は抑えではなく、中継ぎが主戦場になっている。

 22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター巨人−阪神戦』で解説を務めた田尾安志氏は「1つ直せるなら直して欲しいのは、投球間隔」と指摘した。

 「(投球間隔が)あまりにも長いんですよ。今までは勝ちゲームの9回の1イニングを投げていたので、守っていてもそれは大丈夫だった」と守護神時代は、自分の投球テンポで投げていても問題がなかったと話す。

 現在の藤川は、ビハインドゲームや勝ちゲームの6回、7回を担当することが多い。22日の巨人戦は、1点ビハインドの7回から登板していた。田尾氏は「1点リードされている7回、こういう回は短い時間で終了させてもらいたいですよね。1球1球の間が長いので守っている時間が長いんですよ。守っている選手たちは言いませんけど、もうちょっとスイスイ投げてほしいと思っていますよ」と明かす。

 また田尾氏は、投球間隔を短くすることは可能だという。“トルネード投法”で、日米で活躍した野茂英雄氏を例にあげ「野茂は日本で投げているときは投球間が長かったんですよ。こんなに(投球間隔が)長いとメジャーで言われるんじゃないかなと思ったんですけど、メジャーで言われて直せたんですよ。だから藤川も直せるんですよ」と説明した。

 今季はここまで5試合に登板して、1勝0敗、防御率3.00の成績を残す藤川。“投球間隔”を修正することが課題となってくる。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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  • 田尾さん、それ「わざと」です。前に球児は打者やカウントによって投球間隔をその都度変えると言っていたので。
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