上野動物園のシャンシャン、12月19日から一般公開　観覧は1月末まで抽選

上野動物園は22日、6月に誕生したジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン」を母親の「シンシン」とともに12月19日から一般公開すると発表した。

上野動物園は、これまでの観察や身体検査の結果などから、シャンシャンが順調に成育していることを確認。シンシンの健康状態も良好であることから公開を決定した。来年1月末では、公開時間を9時45分から12時15分までに限定。母子の健康に配慮しての公開となる。

公開時間が限られる1月末までの観覧は抽選となる。混雑が予想される1月末までの観覧は抽選方式。観覧申込は、後日発表される特設Webサイトと電話で12月6日から受け付ける。また、開園時間中のパンダ舎の様子をリアルタイムに観察することができるンターネットでのライブ配信も準備を進めている。

シャンシャンは現在、一般公開に向けた練習を実施中。休園日や開園前には、室内展示場の観客通路側に面したガラス前のシャッターを開閉して、人の姿や声などに慣れるようにしている。