資生堂の総合美容施設がリニューアル、スタッフの制服は天津憂がデザイン

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2018年01月18日 17:43  Fashionsnap.com

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天津憂がデザインしたスタッフユニフォーム Image by: FASHIONSNAP
資生堂の総合美容施設「シセイドウ ザ ギンザ(SHISEIDO THE GINZA)」が、店名を「シセイドウ ザ ストア(SHISEIDO THE STORE)」に改め、1月19日に資生堂 本店としてグランドオープンする。

 今回のリニューアルでは1フロアを増床し、1階から4階までの4フロアで構成。化粧品販売に留まらず、エステティックやヘアメーキャップなどの美容サービス、フォトスタジオでの撮影サービス、個室での美容レッスンなど多様化するニーズに対応し、4階には新たにカフェ「シセイドウ ザ テーブルズ(SHISEIDO THE TABLES)」が2月1日にオープンする。リニューアルに伴い、2階にあった有料のパウダールーム「ドレッシングテーブル」は終了した。
 資生堂の美意識や世界観を発信するため、多方面で活躍しているクリエーターがデザインに協力。空間デザインは佐藤オオキと青野恵太が手掛け、資生堂の象徴である「花椿マーク」のシルエットを鏡や壁面、インテリアのデザインに採用するなど「伝統」と「創造」を結び合わせた空間に仕上げた。
 スタッフコスチュームのデザインは天津憂が担当。ウィメンズ4パターン、メンズ1パターンを制作し、ドレープで優美さを表現したものやニット素材を用いたものなど、スタッフの好みで選べるようにした。すべて黒を基調に色合いをシックにしながら、ディテールで華やかさを演出したという。
 このほか、店外インスタレーションと1階ミラー映像インスタレーションはアーティストの松尾高弘、ショーウィンドウ、4階セレクトグッズスペースは美術家のミヤケマイ、店内音楽は音楽家の蓮沼執太が手掛けた。
 店名にあった「ギンザ」を「ストア」に変更した狙いについて、今回のリニューアルプロジェクトを手掛けた同社の増塩由子は「海外からのお客様がわかりやすいように、"資生堂の本店"という位置付けで刷新した」と話す。商品陳列も、これまでのアイテム別からブランド別に一新。事務所として利用していた4階を売り場として増床するなど、約1年間の月日をかけて段階的にリニューアルを行った。増塩はリニューアルを機に「国内にかぎらず、世界に資生堂ファンをさらに増やしていきたい」と意欲を示している。
■シセイドウ ザ ストア(SHISEIDO THE STORE)オープン日:2018年1月19日(金)所在地:東京都中央区銀座7-8-10電話番号:03-3571-7735(店舗代表)フロア数:4フロア(1〜4階)営業時間:11:00〜20:00定休日:不定休
SHISEIDO THE STORE:Webサイト

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