映画『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ、『マスク』や『メリーに首ったけ』などに出演し人気を不動のものにするも、ここ数年は目立った活動のないキャメロン・ディアス(45)。女優業はいつ本格的に再開するのかとファンも待ち望んでいたのだが、本人の口から「私は実際のところ、もう引退してる」という驚きの言葉が飛び出した。
映画『クリスティーナの好きなコト』に出演した3人の人気女優(キャメロン・ディアス、
クリスティナ・アップルゲイト、セルマ・ブレア)のうち、セルマが先日メディアのインタビューに応じ同作品を回顧。こんな発言で、キャメロンのファンを驚かせた。
「あの映画のことを、私達はあれこれ思い出していたの。私は続編をやりたかった。でも、キャメロンはもう演技の仕事からは引退しているから。」
「彼女はこんな風に言っているのよ。『私はもう(演技の仕事は)やらないわよ』って。」
その後、発言がメディアに大きく取り上げられ、驚いたセルマはTwitterを更新。このように釈明していた。
「ちょっと待って、私はインタビューで冗談を言ったのよ。キャメロンは引退なんてしていない。あ、でも私は引退するわ。キャメロンのスポークスパーソンの仕事をね。」
しかしこのほど同映画の主演3人揃ってのインタビューが行われ、キャメロンは『Entertainment Weekly』に対しこのように口にしたのだ。
「今の私は、何もしていないのよ。」
「半ば引退したようなものだし。というより、私は実際に引退しているから。」
昨年はグウィネス・パルトロウが主催した会に出席し、「セットからセットへと絶え間なく移動する日々を20年も続けていた」とこれまでの女優業を回顧したキャメロン。本人にとって大変辛いものだったらしく、第一線から離れた理由に絡めてこう説明していた。
「あのような生活を続けて、こんな風に思うようになったの。もう自分が誰なのかも分からないって。それって、結構きついことだわ。」
「だから、本来の自分を取り戻したいと思ったの。」
あれから1年足らず、「事実上の引退状態にある」とキャメロンが語るようになったことに、多くのファンはずいぶんガッカリしてしまった。しかし今も変わらぬキュートな笑顔に癒される人は多く、本人さえやる気になれば完全復活も可能であろう。キャメロンのあの“癒し系スマイル”を再びスクリーンで観られる日が来ることを、世界中の多くのファンが願っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)