グウィネスも産後うつを経験(画像は『Gwyneth Paltrow 2017年4月9日付Instagram「Happy 11th birthday to the love of my life, the kindest, most brilliant boy of all time.」』のスクリーンショット) アデル、サラ・ミシェル・ゲラーといった人気女性セレブ達が経験したという産後うつを、「我が子が何より大事」な女優グウィネス・パルトロウも経験したという。
極度な感情の落ち込み、気分の浮き沈み、些細なことに感じる怒りや不安感など、赤ちゃんを出産するまではあまり経験したことのなかった激しい気持ちの揺れ―これがいわゆる「産後うつ」というものだ。この症状に「私も困惑した」というグウィネス・パルトロウは、
自身のライフスタイルブランド「GOOP」のポッドキャストで実母と対談 した際にこう語っている。
「長女を出産したとき、それまでの自分の経験がガラリと変わったように感じたわ。」
「すぐに娘に夢中になってしまったの。今もその気持ちに変わりはないの。」
しかし長男を出産後はまったく違う感情があったと言い、このように振り返った。
「息子を産んだ後は、酷い産後うつにかかってしまって。あれは本当にショックだったわ。自分がそのような病気になるとは思いもしなかったから。」
「長女の産後は幸福感に満たされていたのよ。長男の時もきっと同じ気持ちになると思ったのに、そういう気持ちになれるまで、しばらく時間を要したわ。暗い時期に突入した。そんな感じだったの。」
グウィネスは過去にも“産後に経験した思いもよらぬ症状”につきコメントし、3年前には「ひどく精神的に消耗してしまう病気なの」「恥だと思う人も多いけれど、そう思う必要なんてない」と話していた。
ちなみに英国民保健サービスのサイト『NHS Choices』によると、以下のような症状を自覚しても「あなたは決して母親失格ではない」とのこと。また専門家への相談を手配する気になれない場合、誰かに「予約して」と依頼するのが望ましいという。
■赤ちゃんに対する興味の喪失
■絶望感
■涙が止まらない
■自分には何も対処できないという思い
■何も楽しくない
■物忘れが激しくなり物事に集中できない
■赤ちゃんに関し、極端に不安を感じる
■パニック発作が起きる
■不眠
■体に痛みを感じる
■酷い倦怠感
■体調不良
■食欲不振
症状が軽度であればカウンセリングで改善することもあるというが、そうでない場合には薬が必要になることも。後者の場合には薬が母乳に及ぼす影響を考え、必ずセラピストや医師に症状を細かく伝えることを覚えておかねばならない。
画像は『Gwyneth Paltrow 2017年4月9日付Instagram「Happy 11th birthday to the love of my life, the kindest, most brilliant boy of all time.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)