米時間4月30日にABCで放送が始まった『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート』。先週はチャチャチャで圧巻のパフォーマンスを見せたフィギュアスケート米代表アダム・リッポン(28)だが、7日の放送ではクイックステップに初挑戦し、再び最高得点を叩き出すという快挙を成し遂げた。
【この記事の動画を見る】 最近の平均睡眠時間は3〜4時間というアダム・リッポン。現在はアイスショー『スターズ・オン・アイス』の全米ツアーと『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート』の収録を同時進行している。飛行機やツアーバスで全米中を駆け回りながら、アイスショーのリハーサルと同番組のトレーニングに励んでいるのだ。
そんなアダムが少しでも多く『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート』のトレーニング時間を確保できるよう、ダンスパートナーのジェナ・ジョンソンも『スターズ・オン・アイス』ツアーに同行しているというから、2人の同番組にかける意気込みは尋常ではない。2人は限られた時間のなかで、黙々と厳しい練習を続けている。
「ただ目の前の目標に向かって、脇目も振らず集中するのみ」と語るアダム。7日の放送ではアロー・ブラックの『Make Way』に乗せ、軽やかなクイックステップを披露。ダンスフロアを縦横無尽に駆け回り、観客の大歓声を浴びた。そこには、連日の長時間移動による疲労や睡眠不足を微塵も感じさせないアダムの姿があった。
4人の審査員のうち3人が9点、1人は満点の10点をつけ、総合得点を「37点」としたアダム&ジェナ。長洲未来&アラン・バーステンペアとともにこの日、最高得点をマークした。
アダムの素晴らしいパフォーマンスには、『ワシントン・ポスト』紙も「力強さと計算し尽くされた動き、それでいてどこか愛しさを感じさせるパフォーマンス」「平昌五輪のアダム・フィーバー再び」などと絶賛している。
一時の五輪フィーバーで「イケメン・ゲイスケーター」ともてはやされたアダムだが、その人気は決して一時的なものではないことを証明してくれた一夜であった。
画像は『Dancing with the Stars 2018年5月7日付Twitter「Make way for @Adaripp and @Dance10Jenna’s Quickstep!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)