ジャネット・ジャクソン、授賞式で「父に感謝」と語る　その父が末期がんか

故マイケル・ジャクソンをはじめとする子ども達をスターにすべく、時にはトラウマになるほど厳しく子ども達をしつけたとされるジョー・ジャクソン氏（89）。そのジョー氏に関して重病説が伝えられるなか、娘ジャネット・ジャクソン（52）が音楽授賞式でジョー氏に感謝の言葉を述べた。ジョー氏の病気はすでに末期状態で、残された時間は短いとされている。

このほどジャネット・ジャクソンがハリウッドにて開催された『2018 Radio Disney Music Awards』に登場し、「Impact Award」を受賞。そこでステージに立ったジャネットは、このように語っている。

「もし私が誰かに影響を与える人物だとしたら、それは私自身がこれまでポジティブな人々によりおおいに影響を与えられてきたからです。」
「私の母は、これ以上ないほどの愛情をかけて私を育ててくれました。そして私の父は…私の素晴らしい父は、私が“最高の自分”になるようにと駆り立ててくれたのです。」

しかしジョー氏の体調は思わしくなく、「膵臓がん」という報道もある。今はラスベガスの病院に入院中との見方が濃厚で、ジャクソン家をよく知る情報筋は『Entertainment Tonight』の取材に応じ、「この病気にかかってしばらく経過しており、医師らはすでに治療が不可能であること、また余命は長くないことも家族に伝えてあります」と話している。

幼少期のマイケルを苦しめ「交流もほぼ途絶えていた」と言われているが、それは他の子ども達も同じだったもよう。数年前には何度か体調を崩し入退院を繰り返したが、ジョー氏は「孫ひとりとジャネットしか見舞いにきてくれなかった」「ジャネットとは入院中にたくさん話ができた。とても意義深いことだった」と話しており、ほとんどの家族との関係断絶が改めて話題になった。それでも父を見捨てなかったジャネットだけに、今の状況はあまりにも辛く耐え難いはずだ。

画像は『Janet Jackson　2018年4月23日付Instagram「＃SOTW2018 is here ! See u soon...」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）