長きにわたり素晴らしい歌声で音楽ファンを楽しませてきた英歌手ロビー・ウィリアムス(44)。彼が自身について「僕には何かが欠けている。アスペルガー症候群、もしくは自閉症なのかもしれない」と語った。
【この記事の動画を見る】このほどロビー・ウィリアムスが『BBC Radio 2』のインタビューに応じ、自身を以下のように分析した。
「自分の中に何かが欠けていて、見落としてしまうことがある。これはアスペルガー症候群かもしれない。自閉症なのかもね。スペクトラムまでは分からないけれど、自分にはそういう問題があるはずだよ。」
ロビーがそう確信する理由とは…?
「おかしな衝動があるし、何かに依存したりする。精神疾患なのかも。」
しかしロビーも結婚し父になったことを機に、自覚していた症状は改善していることを実感したそうだ。過去にはアルコールやドラッグに依存し「命を落としても不思議ではないほど」だったが、今ではそれを乗り越えクリーンな生活ができているという。それでも「何かに依存しやすい」点に変わりがないというロビーは、最近になってこのような告白もしている。
「対象は何だってありだ。とにかく依存してしまうってこと。ある時にはゲームに依存したし、ネットに依存したこともある。すごく多くのことにのめり込むわけだ。そういう傾向があるから、気を付けなくちゃ大変なことになってしまう。」
ちなみに大人になって、初めて「アスペルガー症候群かもしれない」と自覚する人も少なくはないという。スーザン・ボイルも大人になりアスペルガー症候群との診断を受け、それを公表した。ロビーはまだ自己判断に過ぎないようだが、スーザンは「診断が下ってから問題を対処する方法を習得したの」「一番良い方法は、(症状を自覚したら)サッと立ち去ること。たとえば気分が激しく揺れ動くときは、立ち上がってその場から離れるのよ」と明かしている。
画像は『Robbie Williams 2018年5月10日付Instagram「Need a ride? #TBT」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)