レアルへの移籍が発表されたクルトワ [写真]=AMA/Getty Imagesレアル・マドリードは8日、チェルシーからベルギー代表GKティボー・クルトワを完全移籍で獲得したことを発表した。6年契約を結び、移籍金は正式公表されていないが、イギリスメディア『エクスプレス』によると3500万ポンド(約50億円)にのぼるという。
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クルトワは、8月9日にメディカルチェックを行い、その後サンティアゴ・ベルナベウ(レアル・マドリードの本拠地)で入団発表が行われる予定だ。
2009年、当時17歳でヘンクのトップチームデビューを飾ったクルトワは、2010−11シーズンにリーグ戦42試合で32失点、14試合を無失点に抑えるなどリーグ優勝の立役者となり、リーグ最優秀GKとクラブのシーズン最優秀選手に選ばれた。
2011年にチェルシーに移籍すると、すぐさまトレティコ・マドリードへレンタル移籍し、3シーズンでリーグ戦111試合に出場した。2014年にチェルシーへ復帰し、元チェコ代表GKペトル・ツェフからポジションを奪う形でレギュラーに定着。4シーズンでリーグ戦126試合に出場するとともに、プレミアリーグ優勝2回、FAカップ優勝1回とタイトル獲得に貢献した。
2018 FIFAワールドカップ ロシアにベルギー代表として出場。日本代表と決勝トーナメント1回戦で対戦したのち、母国を初の3位に導いた。