ザリガニにまつわる苦い思い出、ある?子どもの頃にザリガニを捕まえて遊んだことがある人は少なくないはず。用水路などで泥だらけになりながら必死に捕まえ、観察したり、飼ったり、「食べれるのかな?」と勘ぐってみたり……。なかには苦い思い出がある人もいるようです。ザリガニにまつわる苦い思い出について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
迷い込んだ犬、揚げパン、台風…小学生がざわつく出来事●指を挟まれた
「釣ったザリガニをバケツに入れるとき、うっかり指を挟まれた。意外と力が強く、血が出てしまった」(新潟県/39歳男性)
「捕ったザリガニで遊んでいて、指を挟まれてけがをした。ザリガニが両方のはさみを上げていたのでつい指を出してしまったのだが、そのときはそれが『ザリガニが威嚇している合図』とは知らなかった」(茨城県/40歳男性)
雑食のアメリカザリガニは、スルメなどを餌にして簡単に釣れます。ただ、バケツに入れるときにうっかり指などを挟まれることもあったでしょう。アメリカザリガニははさみも大きいので、挟まれるととても痛かったですね。
●捕まえすぎて親に叱られた
「たまたまたくさん捕れたときがあって、バケツ一杯のザリガニを持って帰った。喜々として親に見せたが、叱られた」(東京都/42歳男性)
「ザリガニ捕りの穴場を発見して、調子に乗って捕りまくった。そのときはすごい達成感・満足感があったけど、親には『いくらなんでも捕り過ぎ』と怒られてしまった」(神奈川県/44歳男性)
ザリガニがたくさん捕れると楽しいですよね。つい夢中になって捕り過ぎてしまった、ということもありました。しかしバケツ一杯のザリガニを見せたとき、「よくやった」と褒めてくれることはなかったですね。
●共食いした……
「捕まえたザリガニ数匹を家で飼っていたら、あるとき一匹いなくなってた。『あ、共食いか……』と思ってゾッとした」(香川県/30歳男性)
ザリガニ同士で体のサイズに差があると、より大きいザリガニが小さいザリガニを餌として認識してしまうことがあるよう。トラウマになった人もいるかもしれませんね……。
●部屋がドブ臭くなった
「小学生のとき、弟がザリガニを捕まえてきてリビングで飼ってました。でも、臭いがすごいんですよね……。部屋に入るたびにドブの臭いがして、ザリガニが嫌いになった」(広島県/28歳女性)
ザリガニは、餌を撒き散らしながら食べるのと、排泄が多いため、こまめに水槽の水を変えないと臭いが際立ってしまうようですね。
●「ザリガニ」というあだ名を付けられた
「しょっちゅう友達を誘ってザリガニ釣りをしていたら、いつの間にか『ザリガニ』というあだ名を付けられていた」(山形県/40歳男性)
「同級生にザリガニが大好きな人がいて、毎日のようにアメリカザリガニを捕まえては友達に見せびらかしていた。誰が言い出しっぺかわからないが、その人は『マッカチン』というあだ名を付けられていた」(東京都/44歳女性)
子どもは友達に無慈悲なあだ名を付けることが多いですから、しょっちゅうザリガニ釣りをしている子なら、あだ名が「ザリガニ」になる可能性もありますね。
ザリガニは池や用水路などに生息しており、子どもの遊び相手として人気があります。もし、家の近所にザリガニがいる水場があったら、自分の子どもにもザリガニの捕り方を教えてあげてはいかがでしょうか。簡単な仕掛けで捕れるので、子どもも喜ぶでしょう。
(藤野晶@dcp)