CUBERS、インディーズ卒業ワンマンライブで全32曲を全力パフォーマンス

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2019年03月05日 11:01  リアルサウンド

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 3月3日、CUBERSがLIQUIDROOMにて『CUBERSインディーズ卒業ワンマンライブ〜入場無料を超えた”100円貰えちゃうワンマン”!?〜』を開催。すでに発表されていたつんく♂楽曲提供のメジャーデビューシングルにおいて、楽曲タイトル「メジャーボーイ」が正式発表されると同時に、5月8日に発売されることもライブでサプライズ発表された。


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 昨年末に開催されたクリスマスライブで電撃発表されていた彼らのメジャーデビュー。その詳細情報を解禁する場となったのがインディーズ卒業ワンマンと銘打った、3年半におよぶインディーズ活動の集大成とも言える今回のライブだ。「それじゃ、よろしく」からスタートしたこの日は「PINK」や「NANDE」、「Bi’Bi’Bi’」「Samenaide」などライブには欠かせない定番曲となった数々の楽曲はもちろん、16曲も盛り込んだスペシャルメドレーにも初挑戦するなど、持ち曲全32曲を全力のパフォーマンスで走り抜ける。“聴けるボーイズユニット”をコンセプトに掲げ、音楽ファンからも支持されるクオリティの高い楽曲を届けてきた彼らの歩みが凝縮された見応えあるステージが展開された。


 デビュー曲が2019年春の公式テーマソングに起用されることも明らかにされている遊園地・としまえんでのロケ映像、メンバーの新たな一面が発見できると好評のお笑い要素溢れるコントなどを盛り込んだソロパートもライブを一層盛り上げた。そして今回HP内で実施されていた “CUBERSの好きな衣装アンケート”のファン投票によって決定したTOP3のライブ衣装でステージに登場したのも印象に残る。つねにファンを喜ばせる仕掛けを忘れないのがCUBERSならではのライブスタイル。グループの大切な節目もファンと一緒に盛大にお祝いしたいというメンバー・スタッフ全員の感謝の気持ちもすべて詰め込まれた、そんなファン思いに溢れるスペシャルなワンマンライブとなった。


 そんなワンマンも終盤戦に差し掛かったアンコールのタイミング。メンバーのTAKAから「実はレコード会社のスタッフさんにアンコール1曲目終了後のMCで、映像のVTR振りをしてくださいと言われまして……」と何も詳細は知らされないまま、アンコール直前のステージ袖で突然こんな指示を受けたと告白。大きく重大発表と映し出されたスクリーンを多くのファンも一緒に見守る中、メンバーにも完全サプライズという形で発表されたのが、メジャーデビュー日の正式決定と「メジャーボーイ」という衝撃の楽曲タイトルだった。発表された瞬間、会場中から大きな歓声が巻き起こる。もちろんメンバー5人も大興奮すると同時に驚きを隠せないといった表情を見せた。この斬新な曲名に対し、メンバー全員が「つんく♂さんっぽい!」と感嘆。TAKAは「楽曲タイトル発表だけでも感動あるよね」と改めてメジャーデビューの嬉しさを滲ませた。


 また、CUBERSカラーの赤と青にスパンコールをアクセントにしたデビューにふさわしい最新衣装のアーティスト写真もスクリーンにて初お披露目に。そして5月8日のメジャーデビュー日に先駆けて、3月21日にとしまえんで開催されるスペシャルイベントで楽曲初披露と園内で音源初解禁が行われることも改めて発表された。さらに4月6日の埼玉・大宮ステラタウン メローペ広場を皮切りに、全20公演のリリースイベントが開催されることも明らかとなった。ライブ直後の過密スケジュールぶりにメンバーは「まだ曲も聴いてないのに間に合うのかな」「振りも16ビートとか刻んじゃうのかな」と不安も含ませつつも、目前に迫るデビューへの期待感が溢れているようだった。


 そしてワンマンライブは、ラスト曲「Circus」で終演を迎える。メンバーは最後に「目標の武道館、夢の味の素スタジアムにいつか5人揃って立っていられるように、日々頑張ります!」と大きなステージでのライブ開催を改めてファンと約束。ワンマンライブでは毎回恒例となっているマイクを使わない挨拶でライブをしっかりと締めくくった。


 これから満を持してメジャーシーンという大海原に飛び込んでいくCUBERS。いつもグループを応援してくれるファンへの感謝の思いを忘れない彼らなら、今後より多くの人々を味方にしていくことができるはずだ。そして地道に努力を重ねてきた5人なら、決して簡単ではない大きなステージに立つという夢も着実に引き寄せていくだろう。(阿部真央)


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