『キャプテン・マーベル』アンナ・ボーデン監督&ライアン・フレック監督インタビュー

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2019年03月22日 17:22  BOOK STAND

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『キャプテン・マーベル』は大ヒット公開中!
日本で今年の公開洋画ではNo.1オープニング! マーベル最強ヒーローの名に相応しい堂々のデビューをキメた映画『キャプテン・マーベル』は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーローが主人公だ。今回メガホンを握った異色のコンビ監督、アンナ・ボーデン&ライアン・フレックは、マーベル・スタジオとの仕事に腰を抜かしたそうだが、その理由とは!? 注目の今後の海外パーク展開についてもお話を聞いてみた!


●主演のブリー・ラーソンが本当に魅力的でした! どのように演出をしたのでしょうか?

アンナ:わたしたちは、どの作品でも俳優たちと同じようなプロセスで入っているの。まずキャラクターの話をして、意見が一致するように脚本の話もして、お互い意識のすりあわせをする。どういうキャラクターを表現したいかも話して、いわゆる協業的な体験になるけれど、そうしてキャラクターを開発する。実際に現場では俳優とともに探求をしていくけれども、提案するだけでなく、独自にやってもらうこともあるわ。

ブリー・ラーソンとアンナ監督

●本作はMCUで21作目ですが、ズバリ! どういう作品になりました?

ライアン:この映画は、キャプテン・マーベルと我々が出会う作品だけれど、MCU史上もっともパワフルな女性を紹介する作品でもあるよね。この作品の中の彼女は宇宙の戦士で、すでにスーパーパワーを持っている特別な存在でね。彼女が辿る旅路は自分の過去であり、ミステリー的な要素もあって、彼女が自分自身を発見するドラマでもあるよ。

●今回、マーベル・スタジオと仕事をして、驚いたことや感心したことは何でしょう?

ライアン:マーベル・スタジオだって? それはグレイトだよ! 僕たちは、これまで大作を作ったことがなかったからね。だから、このスタジオと一緒に大作を作ることは、僕たちにとってとてもスペシャルな経験だった。なぜなら、彼らはとても頭がよくて、親切な人々だからだ。

アンナ:協力的なのよ(笑)

ライアン:インディペンデント・フィルムメーカーが最初の大きなスタジオ映画を作ることについての<ホラーストーリー>をたくさん聞いていてね。彼らは尊敬してもらえないとか、彼らのビジョンを最後までちゃんと見届けることができないなどという話をね。僕たちは、全行程サポートされている。彼らはとても優しくて、頭がいいんだよ。もっともよい意味での、クリエイティブ・コラボレーターだと思っているよ。

●ところで最近のマーベル映画は宣伝の一環で、パークにキャラクター出すなどパークス&リゾーツとのコラボが顕著です。以前アンソニー・ルッソ監督ににインタビューした際、2020年に誕生するマーベルエリアなどについて質問攻めに遭うと言っていましたが、この点いかがでしょうか?

ライアン:そうなのか! マーベル関連で関われるのであれば、ディズニーランドの案件でも参加したいよ! 質問もしてほしいね。何かライド系のアトラクションでもできればいいよね!

(取材・文:鴇田崇)



<STORY>
過去の記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル。彼女の記憶には、恐るべき戦いの引き金となる "秘密"が隠されていた。正体不明の敵に狙われた彼女が、最後につかむ"衝撃の真実"とは......!?禁断の記憶をめぐるMCU史上最高のサスペンスフル・アクションが幕を開ける!

『キャプテン・マーベル』
大ヒット公開中! 
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) Marvel Studios 2019


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