F1レース中の給油復活案にフェルスタッペンが賛同「全開で走れるならドライバーにとってはいいこと」

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2019年07月22日 09:01  AUTOSPORT web

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2009年まではレース中の給油が可能となっていた
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1でのレース中の給油を再開するという提案について、それによってドライバーが全開で走れるなら支持すると発言した。

 FIA会長のジャン・トッドは最近、F1上層部に対し、2021年に導入されるF1レギュレーションの改定の一環として、給油再開を検討するよう要請したことを明らかにした。

 F1におけるレース中の給油は、2009年シーズン末にコストと安全性の見地から禁止された。しかしトッドは、給油を再開することで戦略が多様化し、チームがより軽量のマシンを走らせることができることから、レース内容を改善する助けになると考えている。

 給油再開の可能性について尋ねられたフェルスタッペンは前向きな考えを示し、現在のようにタイヤと燃料管理の重要性からドライバーの努力が制限されるのとは対照的に、日曜午後に全力でレースをするうえで役に立つのであれば、給油再開の提案を支持すると語った。

「いいじゃないか? タイヤをいたわるより全開で走る方がいい」とフェルスタッペンは語った。

「オーストリアでは全開で走った」

「レースによっては違いが出るだろう。給油を再開したらF1が改善するかどうかは分からないけれどね」

 コストと安全性への懸念に加え、レース中の再給油が禁止された理由のひとつは、給油がドライバーがライバルをコース上ではなくピットで追い抜くための戦略的ツールとして利用されたことだった。

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは給油に賛成しており、レース中の給油を再開することで、より軽量のマシンでレースができるというメリットを強調した。

「マシンが軽ければ、常にすべてが良くなるんだ。競り合い、タイヤなど、すべてにとってだ」とボッタスは語った。

「だから重量に関して行われることは、どんなことであれボーナスになるし、僕たちはより楽しめるようになる。誰もがもっと楽しめるようになるんだ」

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