「2019年F1最大の驚きはホンダの躍進」と元F1ドライバー。フェルスタッペンは王者ハミルトンを苦しめる存在に

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2020年01月06日 07:21  AUTOSPORT web

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2019年F1第21戦アブダビGP 予選3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)
元F1ドライバーのアレクサンダー・ブルツは、チャンピオンであるルイス・ハミルトンにとって2020年、最大のライバルになるのは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだと考えている。

 ブルツは、2019年シーズンのF1における最大の驚きはホンダが大きく進歩したことであり、それがF1を大いに盛り上げたと語った。

「私は何か驚くべき事が起こることを期待していた。それが実現したといっていいだろう」とブルツはSPEEDWEEKのインタビューで語った。

「私が一番驚いているのは、ホンダがこれほどまでに大きく進歩したことだ。それはF1にとって重要なことだった」

「シーズン終盤には、誰がポールを獲るのか、誰が優勝するのか、専門家にも予想がつかなかった。非常にエキサイティングな状態に戻ったのだ。退屈なレースではなく、最高のレースが繰り広げられた」

 2020年にハミルトンは7度目のF1タイトルを獲得することができると思うか、という問いに対し、ブルツは「そう思う」と答えたものの、楽な戦いにはならないと予想している。

「(ハミルトンが7度目のタイトルを獲得するのは)簡単ではないだろう。マックス・フェルスタッペンに苦しめられるだろうからね」

 レッドブル・ホンダが好調さを維持し、さらに改善していけば、フェルスタッペンはいずれタイトルを獲得できると、ブルツは考えている。

「現在のレッドブル・レーシングとホンダの状態を考えれば、彼がワールドチャンピオンになることは可能だ。それは今後のF1にとって、よい兆候だと思う」

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