高畑充希、幼なじみとの恋愛はあり?「“好きな人”と“合う人”って違う」

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2020年02月07日 11:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

高畑充希 撮影/高梨俊浩

「ここ何年か、ガムシャラに次から次へと作品に携わってきて、いろんな役をやらせていただきました。本来の自分とは違う感覚を知れたり、私生活では体験できないことができたり。

 そんなとき、このお仕事を選んでよかったなぁと思います。面白そうな役をいただくたびに、“人生、トクしたな!”って(笑)」

ヲタ用語連発で「震えた」

 さまざまな役柄を演じ、女優として成長し続ける高畑充希(28)。彼女が次に挑むのは、“ヲタク”。映画『ヲタクに恋は難しい』では、“BL好きの腐女子”という、これまでとはまたひと味違った、クセ強めの女の子に扮している。

「18禁のBL漫画を読んで、たくさん勉強しました(笑)。すごい世界があるんだなと、驚きの連続! 特に“攻め”と“受け”については、すごく考えさせられました。

 ヲタクの方にとっては、消しゴムと鉛筆にも関係性があって、そこに儚(はかな)さを感じたり。もう、哲学なんですよ」

 劇中では、早口でハイテンション。そしてヲタク専門用語の連続で、

「久々に震えた経験でした(笑)」

 と撮影を振り返る。アイドル声優風のコスプレをして、渋谷109の前で踊るシーンもあるが……。

「あれ、CGではなくて、実際にあの場所に行って踊って撮影しているんです。朝4時とかかな? 私も、あの格好(オレンジヘアにピンクの制服姿)なので、バレることはなくて。海外の方がいっぱい写真を撮ってましたね。“これがジャパンか!”みたいな(笑)」

“好きな人”と“合う人”の違い

 物語では、転職先で山崎賢人演じる幼なじみ・宏嵩と久々の再会。ひょんなことから、重度のゲームヲタクである彼と“付き合ってみる”ことに。幼なじみとの恋は、あり? なし?

「う〜ん。難しいところですよね。でも、“好きな人”と、“合う人”って違うんだなって。私も異性の幼なじみがいて、大人になった今も仲がいいんですが、まず、付き合うという発想がない。

 付き合っちゃうと、今のいい関係が崩れかねないですし。映画の2人みたいに、これだけ長い間、会っていなかったら……。あるかもしれないです(笑)」

 そう言って、無邪気な笑顔を浮かべる高畑。そんな彼女も昨年末には28歳に。気づけば30代も目前だ。

「あんまり30歳を意識してはいませんが、今からすごく楽しみですね。結婚していたり、母親役もやるようになるんだろうなって思うと、ワクワクします」

 10代のころから活躍しているが、経験を積むにつれ、休みとプライベートのバランスも考えられるようになったと語る。

「おととしかな、ちょっと長いお休みをいただいて、休むことの大切さを感じました。もちろん、仕事も楽しいです。でも、あんまり忙しくなると、部屋がどんどん汚くなってしまう(笑)。それはあんまり気持ちよくないので、自分の時間も大切にしつつ、これからも楽しみながらお芝居を続けられたらいいなと思います」

好きすぎて……
「クッキングゲームにハマっています。待っているお客さんをイライラさせないように、ただただ料理を作っていくんですが、あれが楽しくて……よくない(笑)。ゲームには足を踏み入れないようにしていたんですが、待ち時間が長かったときに、つい始めてしまって。しかも、課金しないとクリアできないときがあるので、120円ずつ課金しながらやっています(笑)」

舞台が健康のもと?
「2020年の前半は、舞台がメイン。舞台があると、毎日の生活のルーティンが決まるので、健康になります(笑)。最近は映像作品にも出させてもらってすごく楽しいんですが、10代は舞台で育ったので、やらなくなるのは寂しいんです。だから、これからも年に1回か2回は、舞台をやっていきたいと思います」

映画『ヲタクに恋は難しい』2月7日(金)全国公開

 ヲタクであることがバレ、恋人にフラレて転職してきたBL好き腐女子のOL・成海(高畑充希)は、幼なじみで廃人クラスのゲームヲタク・宏嵩(山崎賢人)と再会、付き合うことに。だが、“恋愛不適合”な2人には、数々の試練が待ち受けていて──。共演には、菜々緒、賀来賢人、斎藤工ほか。

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