日本時間19日、WHO(世界保健機関)と非営利団体「Global Citizen(グローバル・シチズン)」が主催するチャリティイベント「One World : Together at Home」が開催された。新型コロナウイルス感染者の治療のために最前線で働く世界中の医療従事者などをサポートするイベントだ。各国から100人以上のミュージシャン達が参加し、それぞれ自宅でのライブパフォーマンスを配信した。
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日本時間19日午前3時にスタートしたチャリティイベント「One World : Together at Home」は2部構成で行われ、イベントの様子は世界中のストリーミングサービスやテレビを通じて配信された。レディー・ガガ、ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、ビヨンセ、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、テイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュなど100人以上の豪華ミュージシャンが参加し、ライブエイドさながらの一大チャリティイベントとなった。
スティーヴィー・ワンダーは、3月30日に心臓疾患の合併症で逝去したソウル歌手ビル・ウィザースのヒット曲『Lean On Me(リーン・オン・ミー)』などを演奏。ポール・マッカートニーは、看護師で助産師だった母親を思いだすという楽曲『Lady Madonna(レディ・マドンナ)』を披露した。
エルトン・ジョンはロサンゼルスの自宅庭に置いたピアノの前に座り、1983年のヒット曲『I’m Still Standing(アイム・スティル・スタンディング)』を歌った。ローリング・ストーンズは4人のメンバーがそれぞれ自宅からパフォーマンスを配信、1969年の楽曲『You Can’t Always Get What You Want(無情の世界)』を演奏した。
画像は『Global Citizen 2020年4月19日付Instagram「Lady Gaga and Global Citizen, One World: #TogetherAtHome」』『Elton John 2020年4月19日付Instagram「I hope everyone enjoyed One World: #TogetherAtHome last night as much as we did at home!」』『Jennifer Lopez 2020年4月19日付Instagram「There’s one thing that I realized during this whole time, and it’s how much we all need each other...」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 寺前郁美)