エミネム、薬をやめて12年が経ったことを報告「昔はすごい量の薬を飲んでた」

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2020年04月25日 18:42  Techinsight Japan

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「断ち切って12年経ったぞ!」とエミネム
1999年に発売したアルバム『The Slim Shady LP』で注目を集めて以来大人気ラッパーとして活躍し、グラミー賞も授賞しているエミネム(47)。日本でも彼が主演した映画『8 Mile』は人気を博し、エミネムの名前が知られるきっかけとなった。そんなエミネムが4月20日に自身のインスタグラムを更新、ファン達に処方薬に依存していた過去から立ち直り、薬を断ち切ってから12年が経ったことを報告した。

「(薬を)断ち切って12年経ったぞ!」

そんな言葉とともに12年間の断薬を記念するバッジの写真をインスタグラムに投稿したエミネム。彼は2018年に薬物から離れて10年記念のバッジを投稿してから毎年バッジの写真を公開しており、今年で3回目となる。

エミネムは2007年にメタドン(ヘロイン中毒の治療薬)の過剰摂取で命の危機に瀕したが、『Vibe』とのインタビューで当時のことをこう語っていた。

「メタドンと知っていたら飲んでいなかったんじゃないかな。でも当時の自分の中毒性を考えると、絶対にないとは言い切れない。病院で『死にかけたんですよ』って言われたけど全くピンとこなかったね。」

さらに過去の処方薬依存症については、2011年に『Rolling Stones』のインタビューで赤裸々に明かしている。

「ものすごい量の薬を飲んでた。薬で興奮状態(ハイ)になるためにやっていたんじゃない、“普通”でいるためにやってたんだ。おかしいくらいの量を摂取してたよ。」

過剰摂取の後は断薬のため更生施設に入所し、今でもそこで会ったカウンセラーと週に1回は面談しているという。依存症だった頃には、睡眠薬、精神安定剤などのほかに麻薬性鎮痛薬のバイコディン(vicodin)を一日20錠も服用していたそうだ。

エミネムは2015年、『Men’s Journal』のインタビューで薬への依存を断ち切るために運動を始めたと話していた。施設を出た後も薬に手を出さないため、そしてダイエットも含めて運動することを決意したようだ。

「くたくたに疲れてない限りスッと寝れないからね。だからランニングを始めたんだ。幸せに感じるホルモンを出してくれるし、疲れて眠れるし、俺にはパーフェクトだったよ。」

子煩悩としても知られているエミネム。薬の依存から立ち直るために頑張ってこられたのは「3人の娘達のおかげ」と話したことがある。エミネムには実の娘ヘイリーさん(24)と、養子で迎えたアレイナさん(26)とウィットニーさん(19)がいる。

画像2枚目は『Marshall Mathers(eminem) 2020年4月20日付Instagram「Clean dozen, in the books!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)
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