ゆりやん、30キロダイエット! 成功の理由は「太ってるのに飽きた」から!?

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2020年07月22日 11:30  AERA dot.

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写真現在のゆりやんさん。顔の輪郭がシャープになっている (ゆりやんさん提供)
現在のゆりやんさん。顔の輪郭がシャープになっている (ゆりやんさん提供)
 新型コロナ感染防止の自粛期間が明け、“コロナ太り”に悩む人は少なくない。一方で減量に成功した人もいる。お笑いタレントのゆりやんレトリィバァさん(29)もその一人。最高110キロもあった体重が、現在は約78キロと約30キロも減り、ダイエットは今も進行中だ。

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「小さいころから太ってたので、ずっとやせたかった。でも、芸人になってからは『私はこれでええ』と開き直ってました」

 そんなゆりやんさんが、“運命の出会い”をしたのは2018年末。テレビ番組の企画で、“美尻の魔術師”の異名を取る女性専用パーソナルトレーナー・岡部友さん(34)指導のもと、減量に挑戦することになったのだ。ゆりやんさんは、過去にもテレビ番組のダイエット企画に参加。一時的に減ってもリバウンドしていたため、「かえって体に悪いからもう仕事でダイエットはしたくない」と思っていた。しかし、岡部さんの「正しい知識に基づいて、運動と食事の両面からやせる」という方針を聞き、「これを最後のダイエット企画にする!」と決めたという。

 初顔合わせの日、岡部さんはゆりやんさんに言った。

「番組の企画でやせるんじゃない。ゆりやんのこれからの人生のためにやる」

 良質で新鮮な野菜やたんぱく質を多く含む肉や魚などを中心に、栄養バランスと分量を考えた食事内容を伝えると、ゆりやんさんは「絶対ムリ!」と思った。大好きな炭水化物や糖質たっぷりのスイーツは当然控えることに。毎日の食事報告が義務だったが、岡部さんに報告せず、こっそり食べたことも少なくなかったという。そのことを岡部さんに知られ、悲しまれたときは罪悪感を覚えた。

「それでも食事指導と週2回の筋トレなどで10キロ落ちました。お尻もきゅっと持ち上がったんです!」

 番組終了後、ゆりやんさんは岡部さんに「トレーニングを続けたい」と申し出た。ゆりやんさんはもともと運動が大好き。筋肉の使い方を意識しながら負荷をかけ、お尻を中心とした大きい筋肉を中心にしっかりつけていく岡部さんのトレーニングを楽しいと感じはじめていた。しかし、仕事で多忙を極め、思うように取り組めない時期が続いた。

 昨年11月、体重が95キロになり、ゆりやんさんは「このままではあかん」と、再び岡部さんの元に駆け込む。

「なんとかしたい。もう太ってるのも飽きました」

 そんなゆりやんさんに岡部さんはある提案をした。

「ゆりやんは運動ができるんだから、フィットネスの分野でも活躍できる、今までにない女芸人を目指そう!」

 この言葉がゆりやんさんの胸に強く突き刺さる。

「太ってる女芸人さんはたくさんいて、渡辺直美さんのように太っているという次元を超えて輝いている人もいます。私は私で、好きな運動を生かしてステップアップしたい。初めて自分のためにやせたいと思った」

 今年1〜4月、ゆりやんさんはアメリカ・ロサンゼルスでの短期留学を予定していた。毎月一時帰国し、集中して仕事を行うが、渡米中は仕事や会食から距離を置ける絶好の機会になる。

「現地でもジムに通い、食事の質や量を管理するようになりました。たまにマシュマロバーとか食べて呆れられましたけど(笑)」

 ところが、コロナ禍で4月の渡米が中止となり、自宅での生活を余儀なくされる。しかし、逆にゆりやんさんにとって追い風となる。岡部さんのジムも休業していたが、トレーニング用品をそろえて“家ジム”を作り、オンラインでトレーニングを受けた。食事についても、時間はたくさんあったため、自炊にも挑戦。

「家をジムにするなど環境を整備して、オンライントレーニングがない日は、今までやったトレーニングを自分ひとりでやりました。また、早寝早起きし、食事もちゃんと作るようになったんです」

 このとき初めて、体に必要な栄養素や食事の量、毎食何を食べるべきかを真剣に考えるようになったという。岡部さんはゆりやんさんの変化をこう振り返る。

「彼女は『好きなものが一生食べられない恐怖があり、体重や食べ物のことばかり考えてしまう』と言っていましたが、それは無理に頑張りすぎているから。食事の知識を正しく学べば、我慢ではなく、体に悪いものをとりたくないという感覚になるはず。彼女はそれが自粛中にできるようになりました」

 ゆりやんさんは一気にやせた印象があるが、決してそうではない。もともと筋肉量が多い体質で、筋肉より比重が軽い脂肪が減っても、数字には表れにくい。そのため、いくら頑張っていても、体重を1キロ減らすだけでもかなりの時間を要した。数字に結果が表れにくい分、くじけそうになるときもあったという。

「友さんに『ゆりやんは減るのに時間がかかり、少しずつ減っていく』とあらかじめ聞いていて、自分の減り方がわかっていたので、体重は気にせんとこ、と思えるようになりました」

 地道な努力の積み重ねが少しずつ心身に変化を及ぼし、周囲から「やせた!」と驚かれるように。ゆりやんさんも、自分が健康になってきていることを実感。今はやせるためというよりも、健康のために何を食べてどう運動すればいいかを主体的に考えられるようになり、それを楽しんでいる。

「以前好きな人に、『太ってるし無理。お前と世界で二人だけになったら付き合うかも』と言われても、頑張ってやせようとしていたけど、今なら『なめんなよ、そんな価値ない女ちゃうわ』と思えます」

 ゆりやんさんは自粛期間をプラスにできたが、太ってしまった人も数多い。岡部さんにその理由を聞いた。

「人間だけが『おなかが空いていなくても食べる』『時間が来たから食べる』『誰かが食べるから付き合いで食べる』ことをします。活動量に見合う、おなかが空いた分だけ食べていれば太りません。運動も、筋肉をどう意識して動かせば刺激になるかという知識があれば、自宅トレでも効果は出せます。コロナを運動や食事管理ができない“免罪符”にしないでほしい」

 と手厳しいが正論だ。

「今の食事と運動の習慣を続けたほうがいいのは体がわかっているので、やりたいからやるという感じ。この先も続けていけそうです」

 とゆりやんさん。彼女の挑戦はまだまだ続く。(ライター・吉川明子)

※週刊朝日  2020年7月31日号

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