ルクレールがフェラーリSF71Hで2021年初走行「久しぶりに聞いたF1エンジン音は魔法のよう」

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2021年01月27日 08:31  AUTOSPORT web

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2021年1月フィオラノでのフェラーリF1テストに参加したシャルル・ルクレール
フェラーリF1のフィオラノでのテストが2日目を迎え、レギュラードライバーであるシャルル・ルクレールが2018年型SF71Hで走行を行った。

 フェラーリは1月25日から29日までチームが所有するフィオラノのコースで、2018年型F1カーを使用してテストを実施している。初日は育成プログラムであるフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のメンバー、ジュリアーノ・アレジ、マーカス・アームストロング、ロバート・シュワルツマンが走行。2日目にはスクーデリア・フェラーリのドライバー、ルクレールが2020年最終戦アブダビGP以来のF1走行を行った。

 ルクレールは14日、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性だったためにモナコで自己隔離を行っていることを発表。隔離期間を終えて今週のテストに参加した。

 ルクレールは朝9時30分に走行をスタート。チームとの作業手順の確認、スタート練習なども行いながら100周以上を走った。

「またF1マシンで走ることができてうれしい。最高の気分だったよ」とルクレールはコメントした。
「担当メカニックの皆と再会し、レーシングスーツを身に着け、ウォームアップのルーティンをして、ヘルメットをかぶり、マシンに飛び乗り、スターターボタンを押す。そうするとまるで魔法のようなフェラーリのエンジン音が聞こえてくる」

「完璧な一日だった。計画していた作業すべてをやり遂げることができたし、とても楽しめた」

「この後、マシンをカルロス(・サインツJr.)に託す。明日、彼がいい一日を過ごせるよう祈っているよ」

 2021年にセバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリに加入したサインツは、この日はサーキットでルクレールの走りを見守っていた。27日に彼はフェラーリでの初テストに臨み、フェラーリF1マシンを初めて走らせる。今年はプレシーズンテストが3日間のみに短縮されたため、フェラーリはサインツにチームの手順に慣れるための準備を整えさせるため、27日から28日午前までSF71Hで走行する機会を与えた。

 28日午後と29日午前にはフェラーリ育成ドライバーで今年ハースでF1デビューを果たすミック・シューマッハーが走行、最終日29日午後にはフェラーリのテストドライバーに就任したカラム・アイロットがステアリングを握る。

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