櫻井翔が絶賛 広瀬すず「ネメシス」の芝居姿勢は「アスリート」

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2021年04月12日 11:30  AERA dot.

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写真※写真はイメージです (GettyImages)
※写真はイメージです (GettyImages)
 4月11日から日本テレビ系で放送されるドラマ「ネメシス」でW主演を務める広瀬すずと櫻井翔。探偵事務所を舞台に、“天才助手”と“ポンコツ探偵”がタッグを組み、事件を解決していくストーリー。ドラマに臨む“凸凹バディ”に迫った。

【広瀬すずさんと櫻井翔さんが飾った週刊朝日の表紙はこちら】

*  *  *
──撮影現場の雰囲気は?

広瀬:この作品はコメディー要素も強いんですが、私、結構そういうやり取りって緊張しちゃうんです。ポップな役柄よりは、わりと複雑な役柄のほうが多かったので。だけどここまで明るい現場もなかなかないぐらい、監督も含めてスタッフさんが積極的に笑ってくれるので嬉しいし、演じやすい。笑いを誘うシーンも多いから、面白いかな?って反応が不安になる時もあるけど、スタッフさんを見ると安心できます。休憩中はずーっとおしゃべりしたり……。

櫻井:うん、オフの時はなんでもない話をひたすらしゃべってるよね。「昨日何やってた?」とか、食べたものの話とか。

広瀬:(学校の)休み時間みたいですよね(笑)。

櫻井:そうやってオフの時に和やかなのは、それぞれのプロが真剣勝負をしているからこそ。全員が面白いものを作ろうと思ってるし、手ごたえも感じながらやってるからこそ、オフでのワイワイ感が楽しい。さあ、今日もいいものを作ろうという空気が充満しているからこそ、メリハリもあって楽しいんだと思う。

──映画「ラプラスの魔女」、NHK紅白歌合戦の司会に続き、二人は3回目の共演となります。

櫻井:映画、紅白と全く違う現場をやり遂げたという信頼感があるから、今のこのバディ感があるのかな。

広瀬:そうですよね。今回、櫻井さんはポンコツ探偵という役柄で、「櫻井さんがポンコツってどうなんだろう」と思ってたんですけど、ポンコツの顔がすごい上手で(笑)、ムムムっていうポンコツ顔を、リハーサルからナチュラルにされてたので、想像以上に面白い人なんだろうなって思います。もう、ポンコツの演技がおかしくて、ずっと笑ってます。

櫻井:アハハハ。僕はすずちゃんを見て、やっぱりすごいなって思う。アスリートが、目標のためにトレーニングするかのごとく、お芝居に向き合ってるんだなと感じることが、話していて多々ある。そんな向き合い方をしてる人って、僕個人としてはあまり知らないから、すごいと思う。

広瀬:(おどけながら)ありがとうございます。

櫻井:謙遜しないのかよ(笑)。

広瀬:アハハハ。こうやってインタビューを聞いていてもそうですけど、頭の回転がとにかく速いし、全てに対して丁寧なのもすごいなって思います。

櫻井:ありがとうございます!……って僕たち、謙遜をどっかに置いてきちゃったのかな(笑)。

──総監督に映画監督の入江悠氏など、映画スタッフが集結するという、テレビドラマには珍しい現場です。

櫻井:入江監督はやっぱり面白い方だなって思います。方向性や考えがしっかりしていて、何を聞いても答えが返ってくる。と同時に、現場での判断も早い。幹もしっかりあるけど、枝葉を取るのも足すのもすごい柔軟というか。

広瀬:柔軟性があるからこそ、私たち演者が考えて自由にやったお芝居をすごく優先してくれるので、ありがたいなと思います。

櫻井:現場のグルーブ感というか、セッションしている感じというか、みんなが持ち寄ったプランで真剣勝負してる感じで、すごく刺激をもらえる現場です。

──広瀬さん演じる“天才助手”と櫻井さん演じる“ポンコツ探偵”。役柄と自分自身が共通すると感じる部分は?

広瀬:私は感覚派で、演技プランもあまり事前に考えない。直感で動くタイプなので、そこは役柄と似てる部分があるかもしれません。それと知らない人であっても、その人を見ているとどんな人なのかがわりとわかります。もめ事があっても、直感で何がポイントなのかがわかったり。後から「こうだったらしいよ」って聞いたとして、「それは違うだろうな」って思うと、だいたい当たっていたり。「この人、合いそう」という感覚も、結構当たってます。

櫻井:へえ〜、面白い。僕は全然、役と自分の共通点とか、考えたこともないなあ。なぜなら自分のことを自分でわかってないから、探しようがない。むしろ他の人から、「櫻井君ってこういう感じだよね」って言われて、「へえ〜俺そういう感じか」って思うタイプかな。あと僕はすずちゃんと逆で、現場にプランを持っていくタイプ。ただ、たくさん考えて「こうしよう」っていうプランを持っていくんだけど、現場に行ってからガラッと変わってしまう時のほうが面白くて。「考えてきたこと、何の意味もなかったな」っていうことが嬉しいというか。それは、自分の頭でどれだけ考えてきたことよりも、面白いものが生まれるから。

──仕事から離れて、今ハマっていることは?

広瀬:模様替えです。撮影が早く終わった日に部屋の模様替えをしたら、すっごい楽しくなっちゃって。模様替えに伴って、もともと好きだった掃除熱も上がって、新たな掃除グッズもたくさんネットで買っちゃうんです。ちょっとした小物とか飾りも、ついつい買っては部屋に並べて楽しんだり。

櫻井:ネットで買って、家に届くまでの時間ってすごく楽しいよね。

広瀬:はい! 朝から晩まで撮影して、家に帰ってから新しいものが届いていると嬉しい。中には「あれ? これ買ったんだっけ」っていうものもありますが(笑)。

櫻井:僕は観葉植物。クランクインして間もない2月に観葉植物を買って、朝出かける前に、家でコーヒーを飲みながら植物に水をやって……という生活を始めてみたんですよ。これまで植物なんて育てたこともなくて、緑も一切ない家だったのに。そしたら今、植物が部屋の中で芽吹き始めてて。「あれ、これ成長してるじゃん!?」って、すごい嬉しい。「あっ、ここに芽が出てるよ!!」みたいな。植物があることで、芽吹きの嬉しさとか成長の喜びとか、これまでなかった新たな感情を持ち始めました(笑)。

広瀬:すごい楽しそう。私も模様替えしたら、観葉植物が欲しくなりました。緑が一切ない家だから、植物があったらいいな。やっぱり自然のものが部屋にあるって大事ですよね。

櫻井:また成長の変化が面白いんですよね。

広瀬:そうですね、子育てと一緒ですね。

櫻井:そうそう。……ってしたことないけど(笑)。

広瀬:アハハハ。私も。

(構成/本誌・松岡かすみ)

※週刊朝日  2021年4月16日号

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