新生DTMが開幕。第1戦モンツァはローソンとケルビン・ファン・デル・リンデが優勝を飾る

0

2021年06月22日 02:00  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

写真DTM第1戦モンツァのレース2序盤の争い
DTM第1戦モンツァのレース2序盤の争い
 6月19〜20日、DTMドイツ・ツーリングカー選手権の2021年開幕戦がイタリアのモンツァで開催され、新たな車両規定でレースが争われた。6月20日のレース1はリアム・ローソン(レッドブル・AFコルセ/フェラーリ488 GT3)が、6月21日のレース2はケルビン・ファン・デル・リンデ(アプト・スポーツライン/アウディR8 LMS)が優勝を飾った。

 2020年までスーパーGT GT500クラスと共通のクラス1規定で争われてきたものの、アウディの撤退に端を発し、クラス1規定に代わって2021年からはGT3カーを使用して争われることになったDTM。その新たな時代の始まりとなる2021年開幕戦がモンツァで開催された。

 6月19日に行われたレース1は、ヴァンサン・アブリル(メルセデスAMG・チームHRT)が記念すべき初ポールポジションを獲得。ダニエル・ジュンカデラ(メルセデスAMG・チーム・グループエム・レーシング/メルセデスAMG GT3)、ルーカス・アウアー(メルセデスAMG・チーム・ウインワード/メルセデスAMG GT3)が続き、メルセデス勢が上位を占めた。

 ただ、メルセデスAMG勢はレースのなかでペナルティやピットストップでの遅れもあり、フェラーリの地元でチームのDTMデビュー戦となったローソンのフェラーリが優勝を飾ることになった。

「結果にはもちろんすごく満足しているよ。ピットストップはパーフェクトだったし、最後までペースは速かった」とローソン。アブリルは2位で、「AFコルセのピットストップは僕たちより速かった」とコメントした。3位はマキシミリアン・ゲーツ(メルセデスAMG・チームHRT)で、4位にはアレックス・アルボン(アルファタウリ・AFコルセ/フェラーリ488 GT3)となった。

 6月20日に行われたレース2では、ポールポジションをこの日が25歳の誕生日となったケルビン・ファン・デル・リンデ(アプト・スポーツライン/アウディR8 LMS)が獲得。2番手にはケルビンの弟であるシェルドン・ファン・デル・リンデ(ローヴェ・レーシング/BMW M6 GT3)がつけていたが、最後は逆転でレース1のウイナーであるローソンが2番手につけた。

 決勝では、ケルビン・ファン・デル・リンデがリードを築く一方、2番手争いが白熱。ローソン、さらにニコ・ミューラー(チーム・ロズベルグ/アウディR8 LMS)、ローソン、シェルドン・ファン・デル・リンデ、エステバン・ムース(T3モータースポーツ/ランボルギーニ・ウラカンGT3)によるバトルが展開され、シェルドン・ファン・デル・リンデがこれを勝ち抜くと、兄弟のワン・ツーが築かれる。

 ローソンはムースとの接触でスピンを喫し、さらにムースとシェルドン・ファン・デル・リンデはピットインのタイミングで後退するが、首位のケルビン・ファン・デル・リンデはリードを守り逃げ切り。ミューラーが2位、戦術が功を奏しポジションを上げたアウアーが3位となった。

「僕にとっても誇らしい瞬間だったよ。長年DTMに参戦することを目指してきたし、今や僕と弟のシェルドンがそろってDTMで優勝した経験を得たんだからね。両親は月を超えるくらい嬉しいはずさ」とケルビン・ファン・デル・リンデは喜びを語った。

 DTMドイツ・ツーリングカー選手権第2戦は7月23〜25日にラウジッツリンクで開催される。
    ニュース設定