新人王・栗林超え!DeNA・牧秀悟の“爆上げ”更改「7000万円になりました!」

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2021年12月16日 14:34  ベースボールキング

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DeNAの牧秀悟 [写真=萩原孝弘]
◆ 「5000万円もらえたらいいな」

 DeNAのルーキー・牧秀悟がはじめての契約更改交渉に臨み、1300万円から大幅アップの7000万円(金額は推定)でサイン。

 「5000万円もらえたらいいな」と想像していたと明かしたが、フタを開ければ今季から5倍を超える金額提示。「ビックリしました!本当にいいのかなと思いました」と、驚きながらも笑顔を見せた。




 松本第一高から中央大を経て、昨秋のドラフト2位でDeNAから指名を受けた右打ちのスラッガー。

 開幕から「3番・一塁」でスタメンに名を連ねると、137試合に出場して打率.314、本塁打22、打点71という好成績をマーク。プロ1年目から打線の中軸として活躍した。

 新人王投票では、同じように新人離れした成績を残した栗林良吏(広島)に敗れたものの、セ・リーグの新人特別賞も受賞。充実の1年目を終えている。



 牧は1年目を振り返り、「7月終わりから身体が疲れを感じやすくなった」と、苦しかった時期についても吐露。それでも、「1カ月のオリンピック期間に良い時間が過ごせました。バッティングも改善できたので後半戦は良かった」と語ったように、シーズン中の“五輪休み”が復調のポイントになったことを明かす。

 終盤には4番にも座り、10・11月には月間MVPも受賞。「身体の疲れもあったんですけど、それ以上に良い感じで試合に臨めた」と、最終盤での成績向上についても触れながら、プロの水に慣れた点を自己評価した。


 良いスタートを切っただけに、気になるのは今後のさらなる飛躍。

 「来年以降も打率3割を継続して、今年の成績を少しでも上回れるように」と個人的な目標に言及しつつ、「チームは最下位に終わったので、来年は日本一を目指して、まずはリーグ優勝を」と、やはり目指すところはチームでの勝利だ。

 また、「後輩も増えるので、スタメンで出続けてチームのために必要な選手になれれば」と付け加え、個人の目標以上にフォア・ザ・チームを強調する。


 “爆上げ”となった年俸の使い道は、「家族が一番応援してくれたので、ご飯に連れて行ければ良いな」。

 三浦大輔監督も「すごすぎる」と舌を巻いた打撃センスをさらに磨き上げ、来季以降も故郷で応援する家族に吉報を届けることができるか。

 数々の記録を塗り替えたルーキーイヤーを経て、堂々と2年目のシーズンへ向かう。


取材・文=萩原孝弘




【動画】ハマの“ベテランルーキー” 牧秀悟が新人特別賞を受賞!
ベテランルーキー | #2 牧秀悟 新人特別賞 受賞

2021年度のプロ野球年間表彰式「NPB AWARDS 2021 supported by リポビタンD」が開催され、ベイスターズから #牧秀悟 選手が新人特別賞を受賞しました。https://t.co/HiGCncaBub#NPB #NPBAWARDS #新人特別賞#baystars pic.twitter.com/0qSsS23E1A— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) December 15, 2021

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